【クマタイプ診断】あなたの目の下のクマはどのタイプ?タイプ別の正しいケアも紹介

【クマタイプ診断】あなたの目の下のクマはどのタイプ?タイプ別の正しいケアも紹介

目の下のクマは寝不足や疲れた印象、老けた印象を与えるため、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。一般的に寝不足や疲労が原因と考えられていますが、実はクマにも種類があり、それぞれ原因やお手入れ方法が異なります。

そこで本記事ではクマのタイプをセルフチェックする診断方法について解説します。タイプ別のクマのお手入れ方法についても紹介するので、目の下のクマに悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

クマタイプ診断方法

クマタイプ診断では2つの方法によってクマタイプを総合的に診断します。診断の流れについては以下になります。

  1. 事前チェックとして、チェック項目に回答することで自分にできやすいクマタイプを診断します。
  2. 実際にできたクマを鏡で見ながら特徴について観察し、クマタイプを見分けます。

クマの事前チェック方法

まずはチェック項目に回答し、できやすいクマタイプについて診断してみましょう。

Q1

A.目の周りだけでなく顔全体の血色が良くない

B. ほうれい線が気になる

C. シミやそばかすができやすい

Q2

A.冷え性である

B. 目元のたるみやシワが気になる

C. 目が痒くなりやすく、よくこすってしまう

Q3

A.最近寝不足気味だ

B. 目元がカサつきやすい

C. 目元専用のクレンジングは使わない

Q4

A.最近運動不足気味だ

B. まぶたがむくみやすい

C. 普段からアイメイクはしっかりする

Q5

A.毎日パソコンを長時間使用する

B. 肌が疲れているように見える

C. アウトドアや屋外でのスポーツが好き

A〜Cのなかでチェック数が最も多かったものがあなたにできやすいクマタイプです。

Aが最も多かった人:青クマ(血行不良型)

Bが最も多かった人:黒クマ(たるみ型)

Cが最も多かった人:茶クマ(色素沈着型)

クマの見分け方

続いて実際に鏡を見てクマの特徴を観察してみましょう。それぞれのクマタイプの見分け方について解説します。

青クマ(血行不良型)の見分け方

目尻を横に引っ張っても薄くはなるが完全に消えず、位置が変わらない場合は青クマの特徴。また、クマの色の濃さが日によっても異なるのも青クマの特徴です。

黒クマ(たるみ型)の見分け方

天井を見上げるように顔を上に向け、手鏡で確認した場合に色が薄くなったり見えなくなった場合は黒クマの可能性が高いです。

茶クマ(色素沈着型)の見分け方

皮膚を引っ張ったり、上を向いたりしても色の濃さや位置が変わらない場合は茶クマの可能性が最も高いといえるでしょう。

目の下のクマの種類と原因

目の下のクマは主に「青クマ」「黒クマ」「茶クマ」の3つに分けられます。それぞれの原因や見分け方といった特徴について解説します。

青クマ(血行不良型)

青クマとは、目元の血行不良によって引き起こされる症状。目の下の薄い皮膚から毛細血管が透けて見えることで、青黒くなっている状態のことです。

目尻を横に引っ張ったり、下まぶたを指で引っ張った際にクマの色が薄くなる場合は青クマの可能性が高いです。

青クマの原因は目の疲れや冷え、睡眠不足、偏った食事による栄養不足などによる血行不良です。また、ストレスによるホルモンバランスの乱れや、首や肩の筋肉の緊張などによっても血流が悪くなり、青クマの原因となる場合があります。

黒クマ(たるみ型)

黒クマは目の下の凹凸で影ができることによって黒く見える状態。光を当てたり上を向いた際に薄くなった場合は、黒クマである可能性が高いといえます。

主な原因としては加齢によって肌のハリや弾力が低下することにより、目の下の皮膚がたるむことです。また、目の周りを囲むように伸びている眼輪筋と呼ばれる筋肉が衰えることによっても目の周りのたるみに繋がり、黒クマの原因となります。

茶クマ(色素沈着型)

茶クマはシミやくすみが広がって茶色く見える状態のこと。見分け方としては目尻や下まぶたを引っ張ったり、光を当てたり上を向いても何も変わらない場合は茶クマの可能性が高いです。

茶クマの原因はメラニン色素の蓄積です。メラニンは紫外線や摩擦刺激によって過剰にメラニンが作られること、及び肌のターンオーバーの乱れによってメラニンが十分に排出されないことが原因で肌に蓄積し、シミやくすみとなって目の下の皮膚に現れます。

【タイプ別】クマのお手入れ方法

目の下のクマは種類によって原因が異なるため、それに応じた対策を行う必要があります。そこで、クマのタイプ別に予防方法を解説します。

青クマ(血行不良型)

青クマは主に目元の血行不良が原因であるため、アイマスクやホットタオルなどによって目元を温めて血流を良くするのが有効。パソコン・スマートフォンなどの長時間使用や睡眠不足なども眼精疲労を招き、青クマの原因となるため注意しましょう。

また、トコフェロール(ビタミンE)などは血行促進効果が期待できる成分なので、サプリや化粧品に取り入れてみるのもおすすめです。

黒クマ(たるみ型)

黒クマは肌のハリ不足やたるみが原因のため、肌にハリを与える成分(レチノール・ナイアシンアミド・ビタミンC誘導体など)を配合した化粧品でのスキンケアが有効です。

肌のハリ不足やたるみは、加齢や紫外線によるダメージの蓄積によって起こりやすくなります。そのため、UV化粧品による紫外線対策は黒クマの予防に有効です。

茶クマ(色素沈着型)

茶クマの予防としては、紫外線によるメラニン生成を抑えることが必要。そのため、UV化粧品によって紫外線対策をすることが基本です。

また、美白有効成分を配合した薬用化粧品による美白ケアも有効です。美白有効成分とは、メラニン生成を抑えることでシミやそばかすを防ぐ効果が厚生労働省に認められた成分のことをいいます。

代表的な美白有効成分は以下になります。

  • トラネキサム酸
  • カモミラET
  • ビタミンC誘導体
  • 4-メトキシサリチル酸カリウム塩
  • ナイアシンアミド
  • アルブチン
  • コウジ酸
  • プラセンタエキス
  • デクスパンテノールW
  • アデノシン一リン酸二ナトリウムOT

まとめ

目の下のクマは血行不良や肌のたるみ、紫外線による色素沈着など原因は様々。そのため、クマの種類に応じたケアをすることが必要です。
クマタイプ診断では、事前チェックによって簡単に自分がなりやすいクマタイプを知ることができ、そのうえで実際にクマの特徴を観察することで総合的にクマタイプを判別します。

目の下にクマができやすい人は、ぜひ本記事を参考にご自身のクマタイプについて診断してみてください。日頃からクマの予防やケアをすることで、顔全体に明るい印象を与えることができますよ。