1分で肌タイプ診断!自分の肌に合った正しいスキンケアを知ろう

1分で肌タイプ診断!自分の肌に合った正しいスキンケアを知ろう

健康的な肌状態の維持には毎日のスキンケアが必須。しかし、自分の肌質に合っていない化粧品でスキンケアを続けていると逆に肌悩みが悪化したり、肌が荒れてしまう恐れがあります。
自分の肌質を把握していると思っている人の中にも、実際の肌質は異なる肌タイプであるといったことはよくあります。

そこで本記事では肌タイプのセルフ診断方法について解説します。それぞれの肌タイプの特徴やスキンケアのポイントについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

肌タイプの診断方法

肌タイプは主に水分量と皮脂量で決まります。診断方法としては、まず以下の3つ質問をA〜Dの中から回答してみてください。

Q.1寝起きの肌状態

A:カサつき、ベタつきともにあまり感じない B:全体的にカサつきや乾燥を感じる C:全体的にベタつきがあり、乾燥を感じない D:全体的にべたついているが、カサつきも少しある

Q.2洗顔後、10分間何も付けずに放置した時の肌状態

A:突っ張り感、ベタつきともに特に感じない B:顔全体に突っ張り感がある C:顔全体にテカリやベタつきを感じる D:突っ張り感があるものの、Tゾーンなど部分的にテカりはみられる

Q.3朝メイクをして、数時間後のメイク崩れの状態

A:特にメイクのヨレや崩れはみられない B:ツヤがなくシワが目立ち、乾燥による崩れがみられる C:顔全体的にベタつきを感じ、皮脂によるヨレや崩れがみられる D:目元や頬はゴワつくが、額やTゾーンは皮脂でヨレたり崩れやすい

A〜Dの回答はそれぞれの以下の肌タイプの特徴を表します。A〜Dの中でどの回答が多かったかでご自身の肌タイプを簡易的に診断することができます。

A:普通肌 B:乾燥肌 C:脂性肌 D:混合肌

肌タイプの特徴

肌タイプは大きく分けて以下の4タイプに分類することができます。それぞれの特徴について解説をします。

普通肌タイプ

水分量は多いが皮脂がやや少なめの肌質。肌の乾燥や肌のテカリ、肌荒れなどの肌悩みは基本的に少なめなのが特徴です。

しかし、皮脂量が少ないことで紫外線や花粉などの外的刺激や季節の変わり目、ストレスなどによる影響で肌状態が変化しやすい人もいます。

乾燥肌タイプ

水分量・皮脂量ともに少なく、肌が乾燥してカサつきやすいのが特徴。乾燥肌タイプは肌バリア機能が低下した状態のため、花粉や紫外線などの外的刺激による影響を受けやすく肌がデリケートな状態になることが多いです。

また、肌の水分量が不足していることで小ジワや肌のくすみなどのエイジングサインが生じやすいのも特徴です。

脂性肌タイプ

水分量、皮脂量ともに多く、ベタつきを感じやすいのが特徴のタイプ。水分量が多く乾燥しにくいのですが、皮脂量が多いことでベタつきやテカリやすいです。

過剰に分泌された皮脂が原因でニキビなどの肌トラブルや、メイクのヨレ・崩れが起こりやすいのも特徴です。

混合肌タイプ

混合肌タイプは普通肌の逆で水分量は少ないが皮脂量が多く、いわゆるインナードライという状態。肌のベタつきとカサつきが両方起こりやすいのが特徴です。

額から鼻先までのTゾーンは皮脂量が多くテカるのに頬はカサつきやすいといったように、顔の部位によって異なるのも特徴と言えます。

肌タイプ別スキンケアのポイント

普通肌タイプ

普通肌タイプは、今の自分の肌状態に合わせたケアを行うことが基本です。何か肌トラブルがある場合は、それに効果が期待できるアイテムを使用しましょう。
肌トラブルが特にないからといってスキンケアをサボったり、適当に済ませてしまうのは絶対にやめましょう。

肌のうるおいは比較的あるため、基本的にはさっぱり系のアイテムで問題ありません。ただし、皮脂量が不足しがちな人は乳液やクリームなどを使用することはもちろん、化粧水や美容液についてもしっとり系を使っても良いかもしれません。

乾燥肌タイプ

肌バリア機能の低下に伴い肌が敏感になっている場合が多い乾燥肌タイプは、洗浄力の高いクレンジング料や洗顔料を使うと刺激を強く感じたり、肌の乾燥悪化にも繋がりやすいので注意しましょう。

スキンケアアイテムについては保湿力の高いしっとり系のものを選ぶようにしましょう。また、肌の負担になりにくい低刺激のアイテムがおすすめです。

脂性肌タイプ

過剰に分泌された皮脂が肌に残ることで肌荒れやニキビ、毛穴の黒ずみに繋がるため、洗顔できちんと余分な皮脂を落とすことが大切。ただし、皮脂の落としすぎは逆に肌の乾燥に繋がるため、洗顔のやりすぎや洗浄力が高すぎる洗顔料の使用には注意しましょう。

洗顔後は肌が乾燥しやすいので脂性肌の人も必ず保湿ケアをしましょう。乳液やクリームなどのアイテムは油分が多いので、ベタつきにくい軽いテクスチャーのものがおすすめです。

混合肌タイプ

肌内部の水分不足によって皮脂量が増えるインナードライの状態の場合が多いため、保湿ケアに注力しましょう。また、季節や顔のパーツによってスキンケアアイテムを使い分けるのもおすすめです。

乾燥しやすい冬の季節や、頬などのカサつきが気になる部分には保湿力のしっとり系のアイテムを使用し、乾燥が気になる箇所には化粧水を重ね付けするとよいでしょう。
皮脂量が増えやすい夏場やテカリが気になるTゾーンには、皮脂の分泌を抑える美容液でケアをするのが効果的。油分の多い乳液やクリームなどのアイテムについては、テクスチャーの軽いものを選ぶようにしましょう。

まとめ

人の肌は水分量と皮脂量によって大きく分けて4つのタイプに分類することができます。毎日きちんとスキンケアをしているのに肌の調子が良くない人は、スキンケアのやり方が肌タイプに合っていないのかもしれません。

自分の肌タイプを知り、その特徴を把握することが自分に合ったスキンケアを行う第一歩です。スキンケアアイテムを選ぶ際は肌タイプを考慮して選ぶようにしましょう。