要注意!美容液のレイヤードでミックスすべきでない美容成分を紹介します

要注意!美容液のレイヤードでミックスすべきでない美容成分を紹介します

肌悩みがいくつかある人の中には、美容液を組み合わせて使用する「美容液のレイヤード」をスキンケアに取り入れている人もいるでしょう。

美容液のレイヤードによって、相乗効果がある美容成分も存在しますが、反対にミックスすべきでない相性の悪い美容成分があります。

ミックスすべきでない美容成分を組み合わせて美容液のレイヤードをすると、肌荒れしてしまったり、美容液の効果を低下させたりする恐れがあるのです。

せっかくのスキンケアを肌にとって良いものにするためにも、ミックスすべきでない美容成分を知り、相性の良い美容成分で美容液のレイヤードをおこないましょう。

美容液レイヤードすべきでない美容成分の組み合わせ

ビタミンCとレチノール(レチノイン酸)

これらは人気の美容成分ですが、同時に使用すると肌に刺激を与える可能性があります。

また、ビタミンCは朝に使用し、レチノールは夜に使用することが推奨されています。

レチノールは紫外線による肌のトラブルを引き起こしやすいため、夜の使用が望ましい美容成分です​​。

ビタミンCとフルーツ酸(AHA)

ビタミンCとフルーツ酸を一緒に使用すると、ビタミンCの肌への浸透率が低下し、肌荒れする可能性があります。

理由は、ビタミンCがpHの変化に敏感であるためで、肌のターンオーバーを過剰に刺激し、敏感肌の人には刺激を与える場合もあるのです。

これらの成分は、交互に使用するか、時間差で使用することが勧められています​​。

美容液のレイヤードには効果があるのか

異なる種類の美容液を重ねて使用することで、それぞれの製品が持つ特定の美容成分や効能を肌に届けられるので、効果は十分に期待できるでしょう。

個々の効果の最大化が狙える

美容液をレイヤードすることで、個々の美容液の効果の最大化が狙える利点があります。

例えば、セラミドとヒアルロン酸は、どちらも皮膚に存在する成分で、肌の水分を保持するために必要な保湿成分です。

2つの成分は、どちらも保湿成分ではありますが、セラミドは水分の蒸発を防ぎ、ヒアルロン酸はうるおいを維持する働きがあります。

効果は同じような成分ではありますが、微妙に働きが異なることで、相乗効果が期待できるのです。

推奨される美容液レイヤードの数

化粧品が皮膚に浸透するのは角質層までで、角質層の厚さはおよそ0.2㎜なので、それほど多くの美容成分は一度に吸収できない可能性が高いといえます。

そのため、美容液のレイヤードは多くても2.3種類までが妥当で、それ以上になるとあまり効果を実感できないでしょう。

また、レイヤードすればするほど、相性の悪い成分が重なる可能性も高くなるので、注意が必要です。

効果を最大限に実感するためにも、特に気になる肌悩みに特化した美容液を厳選しましょう。

2種類以上の美容成分が配合されたおすすめの美容液

【ETVOS(エトヴォス)】モイスチャライジングセラム

容量:50ml

価格:4,620円(税込)

美容成分の組み合わせとして相性のよい保湿成分である、セラミドとヒアルロン酸配合で、肌をたっぷりとうるおします。

元々人の肌に存在している2つの成分は、高い保湿力と保水力をもつ成分であるため、乾燥で悩む人には特におすすめしたい組み合わせです。

【Vilabo(ビラボ)】極純液純粋レチノール&ナイアシンアミド攻めの高濃度美容液

容量:30ml

価格:4,070円(税込)

レチノールとナイアシンアミドが配合された美容液です。

レチノールは、シワやたるみ、シミやそばかすなどの「エイジングサイン」といわれる加齢による悩みに効果的な美容成分です。

一方、ナイアシンアミドには、コラーゲンの生成を促進する効果があります。

レチノールは油性の成分で、ナイアシンアミドは水溶性の成分であるため、組み合わせることで、どちらの効果も取り入れられるのです。

【肌美精(ハダビセイ)】ターニングケア薬用美白美容液

容量:30ml

価格:964円(税込)

メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐビタミンCと、紫外線などの外部刺激による肌荒れを防ぐトラネキサム酸が配合された美容液です。

2つの有効成分を配合し、シミやそばかすができる原因を排除し、透明感のある肌を目指します。

ミックスすべきでない美容成分を避けて美容液レイヤードしよう

相性の悪い美容成分を組み合わせると、効果がなくなるだけでなく、最悪の場合は肌荒れしてしまいます。

せっかく時間とお金をかけてスキンケアをしているので、できるだけ相性の良い成分同士で、美容液のレイヤードをしましょう。

Checco内に「美容成分を組み合わせるとどうなる?ミックスするべき美容成分と相性の悪い美容成分」という記事もあるので、ぜひ参考にしてください。