【角質ケア】マンデル酸の美容効果について解説!おすすめ化粧品も紹介

【角質ケア】マンデル酸の美容効果について解説!おすすめ化粧品も紹介

 肌にやさしく角質ケアができると話題のマンデル酸。最近少しずつ注目を集めるようになりましたが、マンデル酸について初めて聞いた人も多いかと思います。

 そこで本記事では、マンデル酸の美容効果について解説をします。マンデル酸配合のおすすめ化粧品も紹介するので、肌のごわつきやくすみが気になる人は、ぜひ参考にしてみてください。

マンデル酸とは?

 マンデル酸はビターアーモンドから抽出される成分であり、α‐ヒドロキシ酸(AHA)に分類されます。α‐ヒドロキシ酸(AHA)はピーリングによく使われる成分で、他にはグリコール酸や乳酸などがあります。 

 ピーリング成分は一般的に肌に刺激があるものが多いのですが、マンデル酸は比較的肌への刺激が少ないのが特徴です。
 また、ピーリング効果以外にも、様々な肌への効果があることがわかっています。多機能な美容効果と肌への刺激の少なさから、最近では様々な化粧品に使われるようになりました。

マンデル酸の美容効果

角質ケア

 マンデル酸は角質ケアができるのが最大の特徴。酸の力で肌表面のたんぱく質を分解することで、古くなった角質を除去します。

 加齢などにより肌のターンオーバーが乱れると、肌表面に古くなった角質が蓄積しやすくなります。それに伴い肌のゴワつきやくすみ、毛穴の詰まりといった様々な肌トラブルが増えるため、定期的な角質ケアはとても大切です。

肌荒れ防止

 マンデル酸には角質ケアに加え、皮脂分泌の調節作用や抗炎症作用、抗菌作用、肌のターンオーバーのケアなど様々な作用があります。それらの作用により、肌荒れやニキビを予防する効果が期待できます。

エイジングケア

 マンデル酸は肌のターンオーバーをサポートする効果があります。ターンオーバーとは肌の細胞の代謝周期で、健康的な肌だと約4週間で肌は生まれ変わるといわれています。

 しかし、年齢を重ねるとターンオーバーの周期は長くなり、それに伴い様々なエイジングサインが現れるようになります。ターンオーバーの乱れを是正することにより、毛穴の目立ちや乾燥によるくすみ、肌のハリ不足などに対して効果が期待できます。

マンデル酸を使用するときの注意点

他のピーリング成分と併用しない

 マンデル酸はピリーング成分の中では刺激が低い方ですが、他のピーリング成分との併用は肌への負担が大きくなる可能性があります。肌へのやさしさを謳った商品であっても注意をしましょう。

刺激の強い成分との併用は慎重に

 ピーリング成分を使用した後は肌が敏感になっている可能性が高いです。そのため、レチノールやビタミンC誘導体といった刺激の強い成分との併用は、肌の様子を見ながら慎重に行うようにしましょう。

保湿ケアは入念に

 角質ケア後の肌は乾燥しやすい状態にあるため、入念な保湿ケアは必須です。保湿力の高い化粧水で、しっかりと肌にうるおいを与えてください。 また、化粧水を使用した後は、乳液やクリームなどの油分が多いアイテムでフタをして水分の蒸発を防ぐことも大切です。

使用後は必ず紫外線対策は行う

 マンデル酸などで角質ケアを行った後は肌が敏感になっており、紫外線によるダメージを受けやすくなっています。朝にマンデル酸を使用した後は、必ず日焼け止めなどで紫外線対策をしましょう。

 また、メーカーによっては夜のみの使用を推奨している場合があるため、しっかりと使用方法を確認してから使用しましょう。

マンデル酸配合のおすすめ化粧品

1.DR.WU|マンデリック インテンシブ 18%セラム

 マンデル酸を18%も整肌成分として配合した美容液。高い角質ケア効果が期待できるため、肌のくすみやごわつき、毛穴の黒ずみなどが気になっている人にはおすすめのアイテムです。
 BGやグリセリンといった保湿成分を豊富に配合していることに加え、グリチルリチン酸2Kといった肌荒れ防止成分も配合しており、角質ケア後の敏感になりやすい肌への配慮もされています。

 こちらは高濃度のため、週に2〜3回かつ夜のみの使用が推奨されています。肌の調子を見ながら使用し、使用後の保湿ケアや翌日の紫外線対策は十分に行うようにしましょう。

2.Dr.CI:LABO|ラボラボスーパー毛穴ピールセラム10

 毛穴ケアに特化したDr.CI:LABOのピーリング美容液。マンデル酸に加え、エイジングケア効果が期待できるナイアシンアミドも整肌成分として配合しており、毛穴の目立ちや古い角質によるくすみなどにアプローチし、なめらかで明るい印象の肌に導きます。

 肌荒れ防止成分のツボクサエキスや肌バリア機能をサポートするセラミドNGも保湿成分として配合されています。また、香料や着色料、鉱物油、パラベン、アルコールといった敏感肌に刺激になりうる成分は使用しておらず、アレルギーテスト(※)も実施済みです。

※全ての人にアレルギーが起こらないというわけではありません

まとめ

 角質ケアに加え、肌荒れ防止やエイジングケアなど様々な美容効果が期待できるマンデル酸。ピーリング成分の中では比較的刺激も少なく、使いやすい点も魅力です。
 しかし、敏感肌の人など肌質によっては合わない可能性があるため、パッチテストをしてから使うことをおすすめします。他のピーリング成分や刺激の強い成分との併用についても注意が必要です。

 正しくマンデル酸を使うことで、肌のごわつきやくすみ、毛穴の目立ち、肌荒れなど様々な肌トラブルに対して効果が期待できます。気になっている人はぜひ、本記事を参考に試してみてはいかがでしょうか。