肌の老化原因「酸化」をケアするビタミンCとは?おすすめの美容液も紹介

肌の老化原因「酸化」をケアするビタミンCとは?おすすめの美容液も紹介

シミやくすみ、シワやたるみなど、あらゆる肌悩みをサポートする成分「ビタミンC」。体内で合成&貯蔵できない成分のため、食事やサプリメント、スキンケアから効果的に取り入れることが大切です。そこでこの記事では、コスメにおけるビタミンCの効果と、配合しているおすすめの美容液をご紹介します。

ビタミンCの効果

強い抗酸化作用があり、肌の老化の原因となる活性酸素の働きを抑える効果が期待できるのがビタミンCです。美容効果が高く、食事やサプリメントで積極的に体内に取り入れたい成分ですが、スキンケアで取り入れると以下のような効果を期待できます。

・メラニンの生成を抑え、さらにできてしまったメラニンを還元し色ムラのない肌へ

・コラーゲン繊維の生成をサポートし、ハリのあるハリ肌へ

・肌のうるおい成分セラミドの生成をサポートし、うるおいのある肌へ

・皮脂の酸化を予防し毛穴知らずのきめ細かい肌へ

・皮脂分泌を抑制し、ニキビを予防&鎮静し健やかな肌へ

ビタミンCの成分をチェック

ビタミンCには「ピュアビタミンC」と「ビタミンC誘導体」に分けられます。

種類ピュアビタミンCビタミンC誘導体
特徴塗ってすぐ効果を発揮しやすい反面、浸透しにくく不安定な一面があります。敏感肌の人にとっては刺激に感じることも△ピュアビタミンCのマイナス面をカバーした成分。皮膚に浸透してから体内の酵素によって分解されビタミンCとなるため、新鮮なビタミンCを肌へ◎
成分名アスコルビン酸【浸透型ビタミンC誘導体】3-O-エチルアスコルビン酸テトラヘキシルデカン酸アスコルビルパルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)
【持続型ビタミンC誘導体】アスコルビルグルコシド3-グリセリルアスコルビン酸

中でも注目成分は、3-O-エチルアスコルビン酸です。ビタミンCとして優秀な働きをするうえに、肌に優しい成分です。

ビタミンC美容液の選び方

ビタミンC配合の美容液といっても、種類はさまざまです。濃度や感触、ビタミンC以外の成分からベストなアイテムを選びましょう。

エイジングケアに特化したい方は25%程度の高濃度アイテムを!

ビタミンCは高濃度だと、高い効果が期待できる反面、肌に刺激となることもあります。肌への刺激が心配な方は5%程度のものが◎アクティブなケアをしたい方は、25%程度の高濃度なアイテムをチョイスしましょう。

もし濃度が記載されていなければ、成分表をチェック。グリセリンやBGなどの保湿成分に次いで、上位表示されていれば高い配合量を期待できます。

美白やニキビケアが目的ならビタミンC以外の成分もチェック!

ビタミンC美容液の使用目的が、美白やニキビケアなら、ビタミンC以外の成分も同時にチェックしておきましょう。

以下の成分が美白やニキビケアの有効成分としてよく使用される一例です。

美白ケアニキビケア
アルブチントラネキサム酸ニコチン酸アミドコウジ酸 などグリチルリチン酸ジカリウムグリチルレチン酸ステアリルアラトインイソプロピルメチルフェノール など

使いやすい感触をチェックしよう!

美容液のテクスチャーは、オイルのようにトロミがあるものや、サラサラとして液体のようなものまでさまざまです。

特に油溶性ビタミンC誘導体やビタミンCを高濃度に配合しているものは、しっとりとオイルのような感触になりがちです。一度テクスチャーを確認し、感触もチェックしておきましょう。

おすすめのビタミンC配合美容液

【オバジ】C25セラム ネオ

限界濃度のピュアビタミンCを配合していると謳う美容液。高浸透技術を採用し、毛穴やハリなど大人の肌悩みに全方位から働きかけます。ビタミンCに加え、ビタミンEが配合されている点もポイントです。

【トゥヴェール】TOUT VERTクリスタルエッセンス

水溶性ビタミンC誘導体よりも、はるかに高い浸透力を誇る即効浸透型ビタミンC誘導体「APPS(アプレシエ)」を高配合している美容液。エイジングケア成分として、ナイアシンアミドやリンゴ果実培養細胞エキスなども配合しています。1剤と2剤を混ぜて使うタイプで、新鮮な成分を楽しめますよ。

【ヴィオテラス】 Cセラム

抗老化型ビタミンC誘導体の「Amitose3GA」と、即効浸透型ビタミンC誘導体の「APPS(アプレシエ)」を配合している美容液。エイジングケアにうれしいコエンザイムQ10も高濃度で配合されています。相乗効果でより高い抗酸化効果を期待できますよ。

まとめ

ビタミンCは美容効果を期待できる成分ですが、代謝されやすい特性があるため日常的に取り入れるのがおすすめです。本記事を参考に、日々のお手入れにビタミンC配合の美容液を取り入れてみてくださいね。