【肌管理】内から若返る!肌年齢をグッと上げる方法を紹介

【肌管理】内から若返る!肌年齢をグッと上げる方法を紹介

子どものころ、ぴちぴちの肌は、加齢とともに少しずつ形を変えていきます。実はこの「肌年齢」、日々のちょっとした工夫で若返ることができます。

今回は、肌年齢が下がる主な原因と、肌年齢を上げるアンチエイジング方法をご紹介。

「日々楽しく過ごしたい」「すっぴん素肌を楽しみたい」という人は、ぜひ参考にしてみましょう。

肌年齢が下がる原因3つ

肌年齢が下がってしまうのは、主な理由に加齢があげられます。ここでは、加齢以外の原因を3つ紹介します。自分の肌の状態が気になる人は、改善するために原因のチェックをしてみましょう。

1.ストレス

ストレスは肌年齢のほか、体全体の老化に影響を及ぼします。睡眠不足の人は、日中のストレスに対応するためのコルチゾールが少なく、呼吸も浅くなりがちです。特にデスクワーク中心の人は、呼吸も浅くストレスを感じやすいため注意が必要。

また、運動不足になると、脳と体の疲労のギャップから睡眠不足につながります。そのため、日中に脳を使わない時間をしっかり取るなど、対処していく必要があります。

2.紫外線

紫外線は肌年齢を下げる原因の70〜80%といわれています。特に5月は肌年齢を下げる紫外線・UV-Bが1年の中で最も強く、肌のコラーゲンやエラスチンの破壊が進み、肌のハリや弾力が失われやすい季節です。

紫外線には2種類あり、しわの原因になるUV-Aは、紫外線の9割を占めています。また、しみそばかすの原因・UV-Bはエネルギーが強く、肌の炎症を引き起こす原因にもなる紫外線。いずれもしっかり防ぐ必要があります。

3.食生活の乱れ

体が糖化しやすい食生活は、肌年齢も下げてしまいます。糖化しやすい食べ物は、炭水化物・糖分を多く含むもの。白米や白いパンなど、精製された食べ物も加齢の原因になるため、注意が必要です。

また、早食いや自分の年齢・体の大きさに合わない食事量は、体の糖化が進む原因に。きちんと食べる時間帯を1日の中で決めておき、食べる量も日々調整することが、アンチエイジングにつながります。

肌年齢を上げる習慣4つ

肌年齢を上げる主な方法は3つあります。これまでの暮らしの中に取り入れられる習慣もあるので、ぜひ試してみてください。

1.16時間の断食(ショートファスティング)

例として、夜20時の夕食後、翌日12時までの断食をすることを「ショートファスティング」といいます。これにより、体内で古いタンパク質を分解して新しいタンパク質を生み出す「オートファジー」が活性化。老化を遅らせるために一役買ってくれるのです。

ファスティングをすると、消化吸収のエネルギーが、体の修復・疲労回復に回されます。これにより体内に溜まっていた便・不要物の排出が進み、腸内環境が整うのです。腸内環境が整うと免疫細胞の活性化が行われるため、結果として肌荒れの改善につながっていきます。

2.生活リズムを整える

腸が休まり成長ホルモンが出る22時〜2時を含め、合計7時間の睡眠をとり、生活リズムを整えましょう。重要なのは、ぶつ切れではなく、連続して7時間の睡眠を夜間にとることです。

また、体が深い眠りにつけるよう、就寝前のスマホなどブルーライトを見ることは控えましょう。脳をしっかりと休めるため、就寝時にアルファ波の出る音楽を流すと効果的です。アロマオイルなどを焚くことで、気持ちをリラックスするよう導くのもおすすめ。

3.腹式呼吸をする

ストレスフリーな暮らしには、安心して深く呼吸をすることが欠かせません。普段から腹式呼吸を心がけることで、自律神経を安定させ、肌年齢をアップさせましょう。腹式呼吸はヨガの瞑想でよく取り入れられていますが、ヨガをしなくても簡単におこなうことができます。

最初に鼻からゆっくり息を吸い、お腹に空気をためます。少し息を止めたら、そののち口から細くゆっくりと息を吐く。これを数回繰り返すと、体がリラックスし、自律神経が整います。

4.食生活を整える

糖質オフの食生活をすることで、肌年齢ダウンを予防しましょう。日常的に腹8分目にし、間食をほどほどにして、体の負担を少なくすることも必要です。

クルミやベリー系の果物、発酵食品、抗酸化作用のある食べ物を食べて、オートファジーの活動をサポートするのもおすすめ。また、飲み物はカテキンを含む緑茶や、レスベラトロールを含む赤ワインを飲用すると、エイジングケアが期待できます。

オートファジーを活性化させよう

今回は、肌年齢が下がる原因と、肌年齢をアップする習慣を紹介しました。肌年齢には、普段の食生活や睡眠・呼吸が深く関わっています。自分の肌が気になる人は、これまでの生活を見直しながら、ショートファスティングも取り入れて、オートファジーを活性化させましょう。