皮脂・汗・湿気に負けない!メイク崩れ防止ガイド完全版

梅雨や夏の高温多湿な季節は、朝しっかりメイクしても気づけばドロドロ…。「メイク崩れ」に悩む方は多いはずです。この記事では、皮脂・汗・湿気によるメイク崩れの原因と対策を徹底解説し、1日中美しい肌をキープするための実践テクニックを紹介します。
1. メイク崩れの主な原因を知る
皮脂と汗のダブルパンチ
皮脂は肌を守る天然バリアですが、過剰に分泌されるとファンデーションやパウダーを浮かせてしまい、メイク崩れの大きな原因に。特にTゾーン(額・鼻・あご)は皮脂腺が多いため、要注意です。
気温や湿度が高い日は、汗と皮脂の分泌が活発になり、崩れやすさが加速します。
湿気の影響
湿度が高いと、汗や皮脂の蒸発が追いつかず、肌表面に水分が残りやすくなります。その水分がメイクと混ざることで、ファンデーションがドロッと崩れる原因に。
ただ、エアコンの除湿機能に頼ると肌が乾燥し、インナードライ(内部乾燥)を招きます。皮脂分泌がさらに活発になり、メイクのノリが悪くなるでしょう。
生活習慣やスキンケアの影響
睡眠不足やストレスは、ホルモンバランスを崩し、皮脂分泌を促進します。洗顔のしすぎも肌を乾燥させて皮脂が過剰になるため、悪循環となってしまいます。
2. ベースから見直す!崩れにくい肌作りの基本
スキンケアで土台を整える
洗顔はやさしく、余分な皮脂や汚れだけを落とすことを心がけましょう。
また、化粧水・乳液でしっかり保湿し、インナードライを防ぐことも重要ですが、朝のスキンケアでは油分を使いすぎないことがポイントです。油分が多いと皮脂と混ざりやすく、崩れやすくなるでしょう。
トナーパッドなどで肌を冷やす
肌の温度が高い状態だと、どんなに崩れにくいベースメイクアイテムを使っても、崩れやすくなってしまいます。トナーパッドやシートマスクなどを上手に使って、肌の表面の温度を下げてから、ベースメイクをおこないましょう。下地やファンデーションもより肌に密着して、崩れにくくなります。
下地選びがカギ
化粧崩れしやすい人は特に、皮脂崩れ防止タイプや汗・水に強いウォータープルーフタイプの下地を選びましょう。皮脂バランスを整える、乳液タイプの化粧下地の使用も効果的です。
下地は薄く均一に塗り、特に皮脂が気になるTゾーンは厚くならないように注意しましょう。
ファンデーションは厚塗り厳禁
リキッドやクッションファンデは密着力が高く、パウダータイプは皮脂を吸着する効果がありますが、汗で流れやすい面もあります。自分の肌質や季節に合わせて使い分けることが大切ですが、どんなファンデーションでも下地と同じで、厚塗りせずに薄く重ねましょう。
フィニッシングパウダーでサラサラ肌をキープ
仕上げにフェイスパウダー(ルース・プレスト)を軽くのせることで、余分な皮脂や汗を吸収し、肌表面をサラサラに。全体的にのせると老けた印象になってしまうので、Tゾーンや皮脂が出やすい部分を中心にパウダーをのせると、ツヤを残したサラサラ肌になります。
3. メイク崩れを防ぐ日中のテクニック
ティッシュオフで余分な皮脂・汗を除去
外出先やメイク直しの際は、まずティッシュで肌表面の皮脂や汗を軽く押さえてオフしましょう。これだけでテカリや崩れが大きく軽減します。あぶらとり紙だと取りすぎてしまうので、ティッシュがおすすめです。
パウダーでお直し
ティッシュオフ後、フェイスパウダーを重ねるとメイクの持ちがアップします。皮脂コントロールや保湿成分配合のパウダーを選ぶとさらに効果的です。
前髪や生え際の崩れにはベビーパウダー
前髪がペタッとしやすいときは、額や生え際にベビーパウダーをポンポンとのせましょう。皮脂吸収効果で、清潔感とボリュームをキープできるでしょう。
4.サラサラ肌に必要なパウダーおすすめ3選
【ダーマシード】AZパウダーアゼライン酸高濃度パウダー
価格:1,870円(税込)
過剰な皮脂やテカリが気になる肌のための、24時間皮脂管理パウダー状美容液です。
毛穴の目立ちにくい、サラサラ肌を実現します。
【KOSE(コーセー)】コスメニエンスメイクキープパウダー
価格:1,320円(税込)
コーティングをまとった板状粉体が、化粧膜を肌にピタッと密着させ、ヨレにくい状態に。
透明性の高いパウダーで、ファンデーションの色を邪魔せず、つけたての美しさをキープします。
【innisFree(イニスフリー)】ノーセバムミネラルパウダー
価格:899円(税込)
きめの細かいパウダーで、思わず触れたくなるような、サラサラの肌を作ります。
密着力の高い軽やかな付け心地で、メイクを長時間キープします。
皮脂・汗・湿気に負けないために正しい対策を
皮脂・汗・湿気によるメイク崩れは、原因を知り、ベース作りからお直し術まで総合的に対策することで大きく改善できます。自分の肌質やライフスタイルに合わせてアイテムやテクニックを使い分け、清潔な状態を保つことが、美しい仕上がりの秘訣と言えるでしょう。