湿気で髪の毛がボサボサになる原因とその対策

湿度の高い季節になると、髪の毛をせっかく整えたのにすぐに崩れてしまう、、、と悩む方は多くなるでしょう。髪の毛がボサボサになりやすい主な原因は、空気中の水分が髪の内部に入って、キューティクルが開いてしまうことです。キューティクルは髪の表面にある層で、これがしっかり閉じていれば、髪内部の水分バランスが保たれツヤのある髪に見せられます。また、髪のダメージや乾燥も、湿気によって広がりやすくなる原因となるのです。
湿気によるボサボサ髪の対策
1.保湿力の高いシャンプー・コンディショナーの選択
湿気対策の基本は、髪の水分バランスを保つことです。 保湿成分が豊富なシャンプーやコンディショナーを選び、髪を乾燥から守りましょう。 サルフェートフリーやシリコンフリーの製品は髪に刺激を与えにくく、カラーやパーマをしている方にもおすすめです。
2. 洗い方の見直し
シャンプー以前に、余洗いをしっかり行うことが大切です。頭皮を十分に濡らせていると、シャンプーも泡立ちやすくなるので、髪の毛を傷ませにくい状況が作れます。シャンプーは泡立て、できるだけ摩擦を与えないようにしましょう。また、コンディショナーを頭皮につけるとベタつきの原因となるので、中間から毛先に重点的に塗布しましょう。髪を洗った後はゴシゴシ拭くのではなく、タオルで優しく押さえるようにするのが、水分補給のポイントです。
3. ヘアマスク・トリートメントの活用
週に1〜2回は、ヘアマスクやトリートメントで、髪に栄養と潤いを与えましょう。 アウトバストリートメントもおすすめで、ドライヤー前に使い髪の表面をコーティングすることで、湿気による広がりを防ぎます。
4. ヘアオイル・ヘアミルクの活用
ヘアオイルやヘアミルクは、髪の表面に薄い油膜を作り、水分の侵入を防いでくれます。 毛先中心に馴染ませ、パサつきや広がりを抑えることで、ツヤ感もアップさせられるでしょう。
湿気に負けないスタイリングのコツ
1. 正しくドライヤーを使う
髪は「完全に乾かす」ことが大切です。水分が残っていると湿気を吸収しやすくなるので、まずは地肌をしっかり乾かし、 根元から毛先に向かって風をあてましょう。さらに、仕上げに冷風をあてることで、キューティクルが固定されやすくなり、保持力がアップします。
2. 湿気対策ができるスタイリング剤を選ぶ
スプレー:強力な保持力で髪型をしっかり固定
ジェル:濡れ感とパリッとしたセット力
ワックス:自然な動きと適度なキープ力
バーム:天然由来成分でツヤをプラス。パサつきやすい髪にもおすすめ
3.ブロー前のヘアミストを活用
ブロー前にヘアミストを使うことで、髪に潤いをプラスし、熱によるダメージを軽減できる。
外出先でのボサボサ髪応急処置
①まとめ髪スティックやミニサイズのヘアオイルを持ち歩き、気になる部分にサッと塗る
②前髪が割れてしまった場合は、前髪用ミストやパウダーでリセット
③髪を編み込んで湿気の影響を受けにくいヘアスタイルにする
湿気対策におすすめのスタイリング剤
【utena(ウテナ)】マトメージュまとめ髪スティックスーパーホールド
容量:13g 価格:605円(税込)
アホ毛やごわつきをピンポイントでホールドし、キープします。髪に直接なでつけるだけでスタイリングできるので使いやすく、持ち歩きにも便利です。
【Liese(リーゼ)】サラサラ前復活髪パウダー
容量:5g 価格:1,430円(税込)
皮脂や湿気でベタつき束になった前髪につけると、サラサラに。
パフでぽんぽんするだけで、前髪のべたつきやぺたんこ対策ができます。
【前髪専科】ふんわりセットヘアミスト
容量:60ml 価格:1,650円(税込)
湿気でボサボサになった髪の毛や、湿気でベタつく髪の毛を、手ぐしでふんわり髪にリセットします。ボリューム感を出したい時や、ボサボサとした全体の広がり防止に。
湿気に負けない美髪を手に入れるために
湿気による髪の毛のボサボサ対策は、日々のヘアケア・正しい乾かし方・自分に合ったスタイリング剤選びがカギです。
①保湿重視のシャンプー・トリートメントで髪の水分バランスを整える
②ドライヤーでしっかり乾かし、仕上げに冷風を使う
③ヘアオイルやバームで髪をコーティングする
④維持力の高いスタイリング剤を活用する
⑤外出先での応急処置となるスタイリング剤を常備
自分の髪質やライフスタイルに合った方法を見つけて、湿気に負けない美しい髪の毛をキープしましょう。