花粉による肌荒れ対策!市販薬も紹介

春の訪れとともに気になる花粉。鼻水やくしゃみだけでなく、肌荒れに悩まされる方も多いのではないでしょうか。この記事では、花粉による肌荒れの原因や対策、ドラッグストアなどで購入できる市販薬もご紹介します。花粉の季節を快適に過ごすため、ぜひ参考にしてください。
花粉による肌荒れの原因
花粉による肌荒れは、一般的に「花粉皮膚炎」と呼ばれます。これは花粉が皮膚に触れることで起こる皮膚炎のことです。主な症状には以下のようなものがあります。
- 肌の赤み
- かゆみ
- ヒリヒリ感
- むくみ
特に目の周りや頬など、マスクで覆われていない部分に症状が出やすいのが特徴です。アトピー性皮膚炎の方や湿疹が出やすい体質の方は、花粉皮膚炎になりやすいとされています。
効果的なスキンケア方法
花粉による肌荒れを防ぐためには、適切なスキンケアが欠かせません。以下のポイントを押さえて、肌を守りましょう。
1. 丁寧な洗顔
外出後は丁寧に洗顔し、肌に付着した花粉を取り除きます。ただし、過度な洗顔は肌を乾燥させる原因となるので、1日2回程度を目安にしましょう。
2. 保湿ケア
肌の乾燥は、バリア機能を低下させるため、花粉などの刺激により敏感な肌状態を招きます。常に保湿を心がけ、肌のバリア機能を高めましょう。
3. 刺激の少ない製品選び
肌が敏感になっている時期は、香料や着色料などが刺激になってしまう可能性があります。刺激物質をできるだけ含まない製品を選びましょう。
4. UVケア
紫外線は肌のバリア機能を低下させる原因となります。日焼け止めは、季節問わず1年中使用し、紫外線から肌を守りましょう。
ドラッグストアなどで購入できる市販薬や花粉対策アイテム
【IHADA(イハダ)】キュアロイド軟膏
容量:5g 価格:1,100円(税込)
顔の湿疹や皮膚炎への効果が期待できる市販薬です。5つの有効成分が配合されており、炎症・かゆみ抑制作用に加え、かぶれのケアもできます。
特徴:無香料・無着色・かゆみ抑制成分配合
【健栄製薬(ケンエイセイヤク)】ヒルマイルドクリーム
容量:60g 価格:1,705円(税込)
ヘパリン類似物質を0.3%配合した、保湿ができる乾燥肌治療薬です。のびが良く、部分的にも広範囲にも塗り広げられる、油中水型(w/o型)クリームです。
特徴:クリームタイプとローションタイプあり・肌荒れの部分的な使用に適している
【小林製薬(コバヤシセイヤク)】キュアレア
容量:8g 価格:1,000円(税抜)
キュアレアは赤ちゃんにも使える、弱酸性の非ステロイド性クリームで、目のまわりのかぶれ・かゆみにも使えます。抗ヒスタミン成分で素早くかゆみを鎮めることで、炎症の悪化サイクルを断ち、治していくクリームです。
特徴:2種類の抗炎症成分で赤み、炎症を抑える
【yuskin(ユースキン)】ユースキンI(アイ)クリーム
容量:110g 価格:1,540円(税込)
ステロイド、尿素を配合せず、カサカサ肌のかゆみを素早く止めるクリームです。ふわっと肌になじんで、ベタつかないので、塗った後すぐに衣服を着ることができます。清涼成分無配合で、しみにくい処方なので、敏感な肌状態でも使いやすいクリームです。
特徴:無香料で無着色
花粉から肌を守る生活習慣
日々の生活の中で、以下のような対策を心がけることで、花粉による肌荒れを予防・軽減できます。
- 外出時のマスク着用:花粉の付着を防ぎます。
- 帰宅後のシャワーや入浴:体や髪についた花粉を洗い流します。
- 花粉をブロックする衣類の着用:花粉が付きにくい素材や加工を施した衣類を選び、花粉の付着を防ぐ
- 室内の花粉対策:空気清浄機の使用やこまめな掃除で、室内の花粉を減らします。
- 鼻腔洗浄:鼻に入った花粉を洗い流すことで、皮膚への付着を減らせます。
市販薬をうまく活用して花粉から肌を守ろう
花粉による肌荒れは、適切なスキンケアと市販薬の使用、そして日々の生活習慣の改善によって、効果的に予防・対策することができます。自分の肌質や症状に合わせて、最適な方法を見つけていきましょう。ただし、肌荒れがひどい場合や、市販薬で改善が見られない場合は、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。花粉の季節を健やかな肌状態で乗り切り、春を楽しみましょう!