【毛穴ケア】毛穴洗顔料の選び方やおすすめアイテムを紹介

【毛穴ケア】毛穴洗顔料の選び方やおすすめアイテムを紹介

頬や鼻によく見られる毛穴の開きや黒ずみ。様々なメーカーから毛穴ケアを謳う洗顔料が販売されていますが、種類が多くてどれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。

そこで本記事では、毛穴トラブルの予防におすすめの毛穴洗顔料の選び方のポイントについて解説します。おすすめの毛穴洗顔料も紹介するので、ぜひ購入する際の参考にしてみてください。

毛穴トラブルの予防には正しい洗顔が重要

多くの毛穴トラブルの主な原因は、余分な皮脂や古い角質が毛穴に詰まることです。そのため、クレンジングや洗顔によって毛穴汚れをしっかりと落とすことが毛穴ケアの基本といえます。

しかし、過度な洗顔は肌表面の必要な皮脂まで落としてしまい、かえって皮脂分泌が増えてしまいます。洗顔の頻度は朝と夜の1日2回までにしましょう。
また、洗顔やスキンケアのときに肌をゴシゴシこすってしまうのもNG。泡立てネットなどを使って、キメの細かいモコモコの泡でやさしく洗うことが大切です。

毛穴洗顔料の選び方

皮脂によるベタつきが気になる人は泥(クレイ)成分がおすすめ

おでこや鼻が皮脂でテカりやすい人は、皮脂分泌が過剰になっていると考えられます。そのような人は皮脂を吸着して取り除いてくれる泥(クレイ)成分を配合した洗顔料がおすすめです。

泥(クレイ)成分の配合量が多いほど、皮脂吸着力は高くなります。そのため、できるだけ成分表の上位に泥(クレイ)成分が記載されているかに注目してみてください。

◯主な泥(クレイ成分)

  • ベントナイト
  • カオリン
  • 海シルト

タンパク質や皮脂を分解する酵素にも注目

毛穴の詰まり・黒ずみが気になる人は、タンパク質や皮脂を分解する働きの酵素を配合しているものがおすすめ。酵素によって毛穴に詰まった角栓を分解してすっきりと洗い流すことで様々な毛穴トラブルの予防に繋がります。

ただし、酵素を配合している洗顔料は、決まった頻度を超えて使用すると皮膚表面の必要な皮脂まで奪ってしまう恐れがあるため注意が必要です。必ず商品に記載されている使用頻度(多くは週に1〜2回)を守るようにしましょう。

◯主なタンパク質分解酵素

  • プロテアーゼ
  • パパイン
  • プロメライン

◯主な皮脂分解酵素

  • リパーゼ
  • パンクレアチン

乾燥を防ぐために保湿成分が豊富なものを

毛穴洗顔料は皮脂や汚れを落とすために洗浄力が高めであることが多く、洗顔後の肌が乾燥してしまうことがあります。そのため、洗顔後の保湿ケアが大切なのですが、洗顔料自体に保湿成分が豊富に配合されているものを選ぶのも有効です。

先述しましたが肌の乾燥は皮脂分泌促進に繋がる恐れがあるため注意が必要です。選ぶ際はヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンなどの保湿成分が豊富に配合されているか注目しましょう。

おすすめ毛穴洗顔料

FANCL|泥ジェル洗顔

  出典:FANCL公式

毛穴汚れやザラつきをすっきりオフすると謳うFANCLの泥ジェル洗顔。3種類の泥(クレイ)成分を配合しており、小鼻やTゾーンの毛穴汚れや皮脂をすっきりと落としてツルツルな質感にしてくれます。
グリセリンやBG、ソルビトールといった保湿効果の高い成分も配合しており、つっぱり感のない洗い上がりも特徴です。

また、6つのフリー処方(エタノール・防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤)に加え、ノンコメドジェニックテストやスティンギングテストも実施済み(※)。敏感肌でも使いやすい点も魅力の洗顔料といえます。

※すべての人にコメド(ニキビのもと)、皮膚トラブルが起こらないというわけではありません。

雪肌粋|酵素洗顔パウダー(医薬部外品)

    出典:雪肌粋公式

こちらは毛穴汚れを分解する蛋白分解酵素と肌荒れを予防するグリチルリチン酸ジカリウムの2種類の有効成分を配合した医薬部外品の酵素洗顔パウダーです。 洗浄力がマイルドなアミノ酸系成分を使用しているだけでなく、保湿成分も充実しており敏感肌でも使いやすい成分構成といえます。

パウダータイプは一般的に泡立ちに乏しい傾向にあるのですが、こちらは泡立ちの早さと濃密な泡が作れるのが特徴。クリーミィな泡でつっぱらない明るい印象のつるすべ肌へ導くという謳い文句通りのつくりといえます。

Obagi|オバジC 酵素洗顔パウダー

   出典:ロート製薬公式

ロート製薬が展開するスキンケアブランドObagiの酵素洗顔パウダー。酵素とビタミンCによってうるおいを守りながら洗顔する設計が特徴です。 タンパク分解酵素のプロテアーゼと皮脂分解酵素のリパーゼの2種類の酵素を使用。毛穴の黒ずみや角栓、角質肥厚などを取り除き、なめらかな肌へと導く効果が期待できます。

また、整肌保湿成分としてピュアビタミンC成分を配合。水分と油分のバランスを整え、明るい印象の肌に整える効果が期待できます。 メインの洗浄成分はアミノ酸系であることに加え、ソルビトールなどの保湿成分も充実しているため、敏感肌や乾燥肌でも使いやすい酵素洗顔といえます。

suisai|スイサイ ビューティクリア ブラック パウダーウォッシュ

 出典:花王公式オンラインショップ

皮脂吸着成分として炭とモロッコ溶岩クレイを配合したパウダー状の酵素洗顔料。タンパク質分解酵素と皮脂分解酵素の2種類の酵素を配合しており、毛穴に詰まった古いタンパク質や皮脂汚れの分解・除去効果が期待できます。

洗浄成分はマイルドなアミノ酸系ですが、皮脂吸着成分とW洗顔酵素の働きによって毛穴汚れをすっきりと落としてくれます。ただし、保湿成分の種類は少ないため、洗顔後は化粧水や乳液などでしっかりと保湿をしましょう。

まとめ

肌の古くなった角質(タンパク質)や過剰に分泌された皮脂を酵素が分解し、さっぱりと洗い上げることができる酵素洗顔。使われている酵素の種類によって期待できる効果も異なるため、購入する際は成分表から確認するようにしましょう。

日々の洗顔によって古い角質や余分な皮脂を洗い流すことは、毛穴トラブルの予防に繫がります。毛穴の開きや黒ずみで悩んでいる人は、本記事を参考に毛穴洗顔料を選んでみてください。