脂性肌のスキンケアのポイントとは?脂性肌におすすめアイテムを紹介

脂性肌のスキンケアのポイントとは?脂性肌におすすめアイテムを紹介

皮脂の分泌量が多く、顔のベタつきやテカリが気になりやすい脂性肌。過剰な皮脂によって吹き出物やニキビなどの肌トラブルが起こりやすく、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では脂性肌のスキンケアのポイントについて解説をします。日中の肌のテカリやニキビなどの肌トラブルに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

脂性肌の特徴

脂性肌は水分量、皮脂量ともに多いのが特徴。水分量が多いので肌は乾燥しにくいのですが、皮脂量が多いことで肌のベタつきやテカリが気になりやすく、メイクのヨレや崩れが起こりやすいです

また、過剰に分泌された皮脂が毛穴詰まることで、毛穴の開きや黒ずみが目立ちやすく、吹き出物やニキビといった肌トラブルも起こりやすいのも特徴です。
そのため、日頃のスキンケアによって肌の適度な水分量と皮脂量を保つことが、健やかな肌状態の維持のためには非常に大切です。

脂性肌のスキンケアのポイント

皮脂の落としすぎには注意

脂性肌の人がやりがちな間違いとして、皮脂をしっかりと落とそうと1日に何度も洗顔をしてしまうのが挙げられます。余分な皮脂を落とすことは大切ですが、過剰な洗顔は肌表面の必要な皮脂まで落としすぎてしまいます。

皮脂の落としすぎは、肌内部の水分が蒸発しやすくなることで乾燥しやすくなるだけでなく、外的刺激から肌を守るバリア機能の低下にも繫がります。
そのため、洗顔の回数は1日1〜2回にとどめ、ゴシゴシと肌をこすらずに優しく洗うようにしましょう。

脂性肌も保湿ケアはしっかりと

脂性肌の人の中には「肌がベタつくから」「肌が乾燥しにくいから」という理由で保湿ケアを怠る人がいますが、これはNGです。乾燥すると肌表面を保護しようと、余計に皮脂が分泌されるようになります。

すると肌表面は皮脂量が多くベタついているにも関わらず、肌内部は水分量が不足して乾燥している「インナードライ」と呼ばれる状態になってしまいます。
そのため、脂性肌の人もしっかりと保湿ケアするのが大切です。水溶性保湿成分を豊富に含み、さっぱりとした使用感のアイテムを選ぶのがおすすめです。

皮脂コントロールが重要

脂性肌のスキンケアにおいては、肌の皮脂量をコントロールすることがとても重要。スキンケアアイテムを選ぶ際は、過剰な皮脂分泌を抑え、肌の水分と皮脂バランスを整える成分に注目しましょう。

スキンケアアイテムによく使用される皮脂分泌抑制成分としては、ビタミンCやラスパワーNo.6、塩酸ピリドキシン、アゼライン酸などがあります。これらの詳細については後述しますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。

脂性肌におすすめアイテム3選

1.ONE BY KOSE|バランシング チューナー(医薬部外品)

出典:KOSE公式オンラインショップ

皮脂の発生源にアプローチし、皮脂分泌を抑制してテカリを防ぐと謳うONE BY KOSEの薬用化粧水。日本で唯一皮脂腺に直接作用する有効成分ライスパワーNo.6(米エキスNo.6)に加え整肌成分としてビタミンC誘導体も配合しており、高い皮脂分泌抑制効果が期待できます。

鉱物油や着色料は使用しておらず、アレルギーテストやノンコメドジェニックテストも実施済み(※)です。 過剰な皮脂分泌を根本から抑え、ニキビやテカリ、化粧崩れなどの様々な皮脂トラブルを予防したい脂性肌におすすめの化粧水です。

※すべての人にアレルギーやコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。

2.IHADA|薬用ローション とってもしっとり(医薬部外品)

出典:資生堂公式オンラインショップ

低刺激性の製品づくりにこだわるIHADAの薬用化粧水。アラントインとグリチルリチン酸ジカリウムの2種類の肌荒れ防止有効成分を配合しており、肌荒れやニキビなどの肌トラブルを予防します。
また、濃グリセリンやエリスリトールなどに加え、高精製ワセリンも保湿成分として配合。うるおいバリアによって水分の蒸発を防ぐだけでなく、外部刺激から肌を保護する設計です。

4つのフリー処方(香料・着色料・エタノール・パラベン)に加え、ニキビのもとになりにくい処方、アレルギーテストも実施済み(※)です。肌荒れしやすい敏感肌のための化粧水といえるでしょう。

※すべての人にコメド(ニキビのもと)やアレルギーが発生しないということではありません

3.メラノCC|薬用しみ 集中対策 プレミアム美容液(医薬部外品)

   出典:ロート製薬公式

ビタミンCをコンセプトにしたロート製薬のスキンケアブランド・メラノCCの美白美容液。美白有効成分のピュアビタミンCに加え、3種類のビタミンC誘導体を保湿成分として配合しており、メラニン生成抑制によるシミやそばかすを予防します。

さらに、皮脂分泌抑制成分のピリドキシン塩酸塩、殺菌成分のイソプロピルメチルフェノール、抗炎症成分のアラントインの3種類の有効成分も配合。肌荒れやニキビを予防するとともに、過剰な皮脂による毛穴目立ちにも効果が期待できます。
様々な毛穴トラブルの原因に対して多角的にアプローチできる成分構成で、美白ケアだけでなく毛穴ケアにも効果が期待できる美容液です。

まとめ

脂性肌の人は、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まることで、毛穴の開きや黒ずみ、吹き出物やニキビなどの肌トラブルが起こりやすいのが特徴。そのため、毎日のスキンケアで肌の水分と皮脂バランスを整えることが大切です。

肌の乾燥は皮脂分泌促進に繋がるため、脂性肌の人もしっかりと保湿ケアをしましょう。スキンケアアイテムを選ぶ際は、ぜひ今回紹介した脂性肌におすすめの美容成分に注目してみてください。