まつげ美容液とは?まつげ美容液の効果や選び方について解説

まつげは目元の印象に大きく関わるパーツであり、アイメイクにおいては重要な役割を担っています。しかし、まつげのボリューム不足、マツパやホットビューラーによるまつげのダメージに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事ではまつげ美容液の効果や、まつげ美容液の選び方のポイントについて解説します。ハリコシのあるまつ毛を目指したい人や目ヂカラをアップさせたい人はぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
まつげ美容液とは?
まつげ美容液と聞くとまつげを伸ばす効果を期待される人もいらっしゃるかと思いますが、まつげ美容液に育毛効果は認められていません。
まつげ美容液の主な効果は以下になります。
- まつげにハリコシを与えて目ヂカラをアップさせる
- まつ毛を保湿・補修しダメージをケアする
- まつげを保護し、ホットビューラーなどの外的刺激から守る
まつげのボリューム感が足りない人や目ヂカラをアップさせたい人、マツパやホットビューラーなどでまつげにダメージが蓄積している人におすすめのアイテムです。
まつげ美容液の選び方
成分構成
まつげ美容液は主に「保湿成分」「補修成分」「コーティング成分」「ハリコシアップ成分」の4つで構成されています。まつげ美容液を選ぶ際は、これらの4つの成分をバランス良く、且つ種類豊富に配合されているものがおすすめです。 商品によっては4つすべて含まれていないものもあるため、
各成分を一部ご紹介します。
◯保湿成分
グリセリン・ヒアルロン酸Na・BG・DPG・ペンチレングリコール・アミノ酸・ソルビトール・ベタイン
◯補修成分
加水分解ケラチン・加水分解シルク・加水分解コラーゲン・加水分解エラスチン・加水分解・エンドウタンパク・加水分解コンキオリン・加水分解コメタンパク・コレステロール(羊毛)
◯ハリコシアップ成分
ビオチン・パンテノール・アデノシンリン酸・アセチルカルニチンHCL・ペプチド成分・植物エキス・プロスタグランジン類似成分(エチルタフルプロスタミドなど)
◯コーティング成分
PVP・プルラン・カルボキシメチルキチン・ヒドロキシエチルセルロース・ヒドロキシプロピルメチルセルロース・(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー・(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー
肌へのやさしさ
目元は皮膚が薄く顔のパーツのなかでもデリケートな部位のため、肌へのやさしさも選ぶ際の重要なポイントとなります。敏感肌の人や肌がデリケートな人は特に慎重に選ぶようにしましょう。
以下の成分は敏感肌の刺激になりうるため、敏感肌の人や肌がデリケートな人は注意が必要です。
- エタノール
- 防腐剤
- 血行促進成分(オタネニンジン根エキス、エンドウ芽エキスなど)
- プロスタグランジン類似成分(エチルタフルプロスタミド、イソプロピルクロプロステネートなど)
- ペプチド成分(アセチルテトラペプチド‐3、ビオチノイルトリペプチド-1など)
先端部の形状
まつげへの塗りやすさもまつげ美容液を使う上で大切なポイント。そのため、選ぶ際はまつげ美容液を塗布する先端部の形状にも注目してみてください。 主な形状としては「チップ」「ブラシ」「チューブ」「細筆」の4種類。それぞれの特徴について解説します。
チップタイプ
先端が丸みを帯びていて柔らかい材質のチップタイプはまつげの際に塗りやすいのが特徴。まつげにはやや塗りにくいですが、メイクに慣れていない人にとってはおすすめです。
ブラシタイプ
ブラシタイプはマスカラと同じ形状のため、普段メイクをする人にはおすすめ。まつげ全体には塗りやすいのですが、まつげの際は塗りにくいのがデメリットです。
チューブタイプ
チューブタイプのまつげ美容液は、塗り薬のように指先に取って直接まつげやまぶたに使用します。まつげ全体にまんべんなくなじませやすいため、普段マスカラを使い慣れていない人にはおすすめです。
ただし、汚れた手で塗ると目や目の周りが感染によって炎症してしまう恐れがあるため、塗る前はしっかりと手指を清潔な状態にしましょう。
細筆タイプ
細筆タイプはまつげの際に塗りやすいのが特徴。根本付近にもしっかりと塗ることができるのですが、まつげ自体には塗りにくくメイク初心者には不向きといえるでしょう。
4種類の形状それぞれ一長一短のため、選ぶ際にどの形状が自分に合っているのか迷ってしまう人も多いかと思います。 そこでおすすめなのがブラシの先端にチップがついている2wayタイプ。まつげの際には先端のチップ、まつげに塗る際はブラシと、塗る箇所で使い分けることができます。 最近では様々なメーカーから2wayタイプのまつげ美容液が販売されているため、もし形状に迷った際は選んでみてください。
まとめ
まつげにハリコシを与えて目ヂカラをアップさせたり、まつげを保湿・補修することでダメージケアをするまつげ美容液。各メーカーから様々な商品が販売されており、配合成分や先端の形状など様々な違いがあります。
目的に合ったまつげ美容液を使わないとなかなか効果が実感できなかったり、形状によってはなかなか上手く塗布できないこともあります。 また、目元の皮膚は薄くデリケートなため、自分の肌質に合っていないものを使うと肌が荒れたりすることもあるため注意が必要。ぜひ、本記事を参考に自分に合ったまつげ美容液を選んでみてください。