【エイジングケア】話題の新有効成分「ライスパワー®No.11+」とは?その効果について解説

【エイジングケア】話題の新有効成分「ライスパワー®No.11+」とは?その効果について解説

 日本で初めて肌の水分保持機能とシワのWの改善機能が認められた話題の有効成分「ライスパワー®No.11+」。ライスパワーは米から抽出した成分で、発酵過程の違いによって種類が分類されており、様々な効果が期待できるのが特徴です。

 そこで本記事ではライスパワー®No.11+の美容効果について解説をします。ライスパワー®No.11+を配合したおすすめアイテムについても紹介するので、年齢とともに肌悩みが増えてきた人はぜひ参考にしてみてください。

ライスパワーとは?

 ライスパワーとは勇心酒造が開発した成分で、米から抽出したエキスをさらに発酵することで作られます。発酵に用いられた菌の種類によって効果が異なり、現在では14種類が化粧品などに実用化されています。

 ライスパワーはすべて「ライスパワーNo.◯」といった形で種類が分類されており、ナンバーの違うものは期待される効果もそれぞれ異なります。
 ライスパワーを使用しており、効能効果(※)が化学的に証明されていると認められた商品についてはライスパワーマークがつけられます。

※「効能効果」とは化粧品と医薬部外品で認められた範囲に限る

ライスパワー®No.11+について

ライスパワー®No.11+の誕生過程

 もともと勇心酒造と大手化粧品会社KOSEのコーセー研究所との共同研究により、開発されたライスパワー®No.11が、2001年に「肌の水分保持能の改善」という効能を持った医薬部外品の有効成分として認められました。

 それから20年を経てさらに研究が進み、ライスパワー®No.11にシワ改善効果が加えられた新たな有効成分「ライスパワー®No.11+」が誕生しました。
ライスパワー®No.11+は「肌の水分保持能の改善」と「シワ改善効果」の2つの効能が認められた日本で初めての有効成分です。

ライスパワー®No.11+の美容効果

肌の水分保持能の改善

 肌にはもともと皮脂膜・天然保湿因子(NMF)・細胞間脂質という角質層のバリア機能を守る3つの保湿因子を持っていますが、このうち細胞間脂質の50%以上はセラミドで構成されています。
従来のライスパワー®No.11は、角質層のすぐ下にある顆粒層にアプローチしてセラミドの産生を促進する働きがありました。セラミドが増えることで健やかな肌状態が維持され、肌の水分保持能改善に繋がります。

 「ライスパワー®No.11+」はセラミド産生促進効果に加え、天然保湿因子(NMF)と表皮ヒアルロン酸についても産生促進します。これにより、従来のライスパワー®No.11よりも高い肌の水分保持能の改善効果を発揮します。

シワ改善効果

 医薬部外品のシワ改善有効成分として「ニールワン」「レチノール」「ナイアシンアミド」という3成分が以前より使用されていました。従来のシワ改善成分は、表皮と真皮に対する直接的なアプローチのみでしたが、ライスパワー®No.11+はそれに加えて基底膜にも働きかけるのが特徴です。

 基底膜は表皮と真皮を結びつけている層のこと。基底膜がダメージを受けるとこの結びつきが弱くなり、機能が阻害されることでシワに繋がります。
 ライスパワー®No.11+は基底膜のコラーゲンについても増やす効果があり、それにより健全な肌機能を維持します。表皮・基底膜・真皮の3箇所すべてに働きかけるのはライスパワー®No.11+だけで、高いシワ改善効果が期待できます。

ライスパワー®No.11+配合のおすすめ商品

1.ONE BY KOSE|セラム シールド(医薬部外品)

 出典:KOSE公式オンラインショップ

 肌の水分保持能改善とシワ改善をWで叶えるライスパワー ®No.11+を有効成分として配合したONE BY KOSEの薬用高保水密封バーム。年齢とともに不足するセラミドを補うとともに基底膜と真皮のコラーゲンを増やすことで、うるおいとハリのある健やかな肌へと導きます。

 バームならではの水分密閉力とみずみずしさを兼ね備えており、クリームほどベタつかず肌なじみの良い使用感も特徴。また、アレルギーテスト・パッチテスト・スティンギング(皮膚刺激)テスト・ノンコメドジェニックテスト(※)といった各種テストを実施済みです。
 高保水膜で肌にうるおいを閉じ込めるとともにハリを与え、年齢肌の根強い乾燥やシワをケアしてくれるエイジングケアバームといえます。

※すべての人にアレルギーや皮膚刺激、皮膚トラブル、コメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。

2.RAIZ|ライース リンクルクロス(医薬部外品)

 出典:ライスパワー公式

 ライスパワーを開発した勇心酒造が手がけるスキンケアブランド「ライース」のシワ改善美容液。有効成分ライスパワー ®No.11+による表皮・基底膜・真皮への多角的なアプローチでうるおいとハリのある肌に若々しい印象の肌に導きます。
 水溶性保湿成分やエモリエント成分がともに充実しており、高いうるおい補充力と密閉力が期待できます。

 セラミドの産生を促すライスパワー ®No.11+に加え、疑似セラミドのN‐ラウロイル‐L‐グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2‐オクチルドデシル)も保湿成分として配合。肌バリア機能をサポートし、乾燥や紫外線などの外的刺激の影響を受けにくい健やかな肌に保ちます。
 また、肌なじみの良さと密着力の高さにこだわった使用感も特徴。濃密なコク深い感触で瞬時になじみ、ベタつきを感じず気になるシワの凹みにぴったり密着することで塗りムラになりにくいと謳っています。

3.RICE FORCE|リンクルボールセラム(医薬部外品)

  出典:ライスフォース公式

 シワ改善と皮膚水分保持能改善というダブルの改善効果を備えた有効成分ライスパワー®No.11+を配合した敏感肌向けのエイジングケア美容液です。
 さらに、肌荒れ防止有効成分としてグリチルリチン酸2Kも配合。乾燥によって肌荒れしやすくなった肌をケアし、健やかな肌に保ちます。

 目元のキワまで使用することを配慮した低刺激処方も魅力。4つのフリー処方(無香料・無着色・石油系界面活性剤不利用・動物性原料不使用)に加え、アレルギー・累積刺激テスト、目刺激性テスト(※)も実施済みです。
 W有効成分によるトリプル効果により、肌荒れや肌のうるおい・ハリ不足、シワといった様々な肌トラブルに効果が期待できる高機能な美容液といえます。

※すべての人にアレルギー、皮膚刺激が起こらないということではありません。

まとめ

 「ライスパワー®No.11+」は従来のライスパワー®No.11にシワ改善効果が加わった新しい有効成分。「肌の水分保持機能の改善」と「シワ改善」のW改善効果が認められたのは日本で初めてです。

 表皮・基底膜・真皮の3箇所にアプローチし、角質層にうるおいを与えバリア機能をサポートすることで健やかな肌を維持するとともに、シワ改善などの高いエイジングケア効果が期待できます。
 年齢を重ねるにつれて肌が乾燥しやすくなった人、シワやハリ不足といったエイジングサインに悩んでいる人はぜひ一度、ライスパワー®No.11+の効果を確かめてみてください。