乾燥肌におすすめ!オイル美容液の選び方とおすすめ商品を紹介

乾燥肌におすすめ!オイル美容液の選び方とおすすめ商品を紹介

 肌が乾燥しやすくなる冬の時期。化粧水をした後に乳液やクリームを塗っていても、肌が乾燥してしまう人も多いのではないでしょうか。
 そんな人におすすめのオイル美容液。通常の美容液よりもオイル成分の配合量が多く、肌表面に蓋をすることで高いうるおいキープ力を発揮します。

 そこで本記事では、オイル美容液の特徴や選び方のポイントについて解説をします。おすすめのオイル美容液についても紹介するので、肌の乾燥に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

オイル美容液とは?普通の美容液との違いについて

 オイル美容液は普通の美容液と比べてオイル成分の配合量が多い美容液のこと。オイルが肌表面に蓋をすることで水分蒸発を防ぐ効果が高いのが特徴で、それに加えて肌を柔らかくする効果も期待できます。

 乾燥肌の人や冬の時期に肌が乾燥してごわつく人には特におすすめ。オイル美容液をスキンケアに加えていただくことで、うるおいに満ちたなめらかな肌に導くことができます。  ただし、顔全体の皮脂量が多い脂性肌の人は、ニキビの原因となる可能性があるため使用は控えましょう。頬や口周りだけが乾燥しているような混合肌の人は、部分的な使用にとどめておきましょう。

オイル美容液の選び方

オイル成分の種類と配合量

 オイル美容液を選ぶ上で重要なのがうるおいキープ力といえます。オイル成分の配合量が多いほどうるおいキープ力は高いといえるので、成分表で「オイル成分メインの成分構成か」と「メインのオイル成分の種類」について確認をしましょう。

 オイル成分は大きく分けて炭化水素油・油脂・エステル油の3つに分類することができます。
その中でも最もうるおい密封力が高い炭化水素油。油脂は肌を柔らかくする効果が高いのが特徴で、エステル油はうるおいキープ力と使用感の調整などの効果両方が期待できます。

乾燥肌の人はオイルメインの商品がおすすめ

 オイル美容液は「ほぼオイル成分のみで構成されている商品」と「水溶性成分とオイル成分がバランス良く配合されている商品」の2種類に大きく分けることができます。

 オイルメインの商品の方がうるおいキープ力に優れるため、よりオイル美容液としての役割を果たしてくれるといえます。それに対して水溶性成分+オイル成分の商品は脂性肌の人にはおすすめできますが、乾燥肌の人の保湿ケアには物足りない可能性があります。

敏感肌にやさしい成分構成か

 敏感肌の人は、パラベンや安息香酸などの防腐剤やエタノールなどのアルコール、香料、着色料などの成分が配合されていないものがおすすめ。防腐剤(パラベン)フリー、アルコールフリー、無香料、無着色などの記載がないかパッケージを確認してみてください。

 また、精油や植物エキスの配合量が多い場合も敏感肌の刺激になる可能性があります。そのため、敏感肌の人や肌がデリケートな状態の人は注意しましょう

ノンコメドジェニックテストの実施有無にも注目

 オイル成分の配合量が多いので、ニキビができやすい人は悪化するのではないかと不安になるかもしれません。そのような人はノンコメドジェニックテストの実施有無にも注目してみてください。
 ノンコメドジェニックテストとは、コメドと呼ばれるニキビのもとができにくい処方であるかの評価する試験のことです。

 この試験をクリアした商品は「ノンコメドジェニックテスト済み」や「ニキビのもとになりにくい処方」などと表記されて販売されます。
 ノンコメドジェニックテスト済みの化粧品でも全ての人にニキビのもとができないというわけではありませんが、選ぶ際のポイントのひとつとして参考にするとよいです。

おすすめオイル美容液3選

1.ALBION|フレッシュハーバルオイル

    出典:ALBION公式

 乾燥や肌荒れなどのトラブルに負けない、つややかさが満ちた美しい肌に導くと謳うALBIONのオイル美容液。オイルメインの成分構成で高いうるおいキープ力が期待できます。
 メインのオイル成分には油脂・エステル油・炭化水素油の3種類を使用しており、水分の密閉効果と肌を柔らかくする効果、使用感の良さといったそれぞれの特徴を兼ね備えているのが魅力です。

また、ほどよい油膜感がありつつ伸びが良く軽い使用感のテクスチャーも特徴。オイル成分の配合量が多いのですが、べたつきが少ないのも人気の要因となっているようです。
 うるおいをしっかりと閉じ込めることで乾燥によってごわついた肌をやわらかくなめらかにし、ハリとツヤも与えてくれます。乾燥しやすい冬の時期のスキンケアにぴったりのオイル美容液といえます。

2.HABA|高品位「スクワラン」

         出典:DEPACO

 名前の通り炭化水素油のスクワラン100%の美容オイル。炭化水素油は水分密閉力が高く肌を柔らかくする効果も高いのが特徴で、肌をしっとり・ぷるぷるの肌を保つと謳っています。
 紫外線や空気の乾燥ダメージから肌を守り、乾燥による小ジワを目立たなくする(※)効果も期待できます。

 スクワランはもともと皮脂に含まれているスクワレンの安定性を高めて、より酸化しにくくした成分です。紫外線による油焼けの心配がなく、お手入れの時間帯を気にせず使いやすいのが利点です。
 水のようなサラッとした感触でベタつかずに肌なじみが良いのも魅力。少ない量で顔全体に広げることができます。

※効能評価試験済み

3.THREE|エミング フェイシャル オイルエッセンス R

   出典:THREE公式

 天然由来成分と国産原料にこだわった製品づくりが特徴のTHREEの人気美容オイル。スクワラン・イソステアリン酸イソステアリル・ホホバ種子油の3種類のオイル成分をメインに使用しており、肌にうるおいをしっかりと閉じ込め、ふくっらとしたハリのあるやわらかな肌へと導きます。

 天然の精油によるローズやハーブの香りも口コミでは好評で、リラックスタイムのお手入れにもぴったり。思わず深呼吸したくなる甘く深い官能的な香りで、肌と心を包み込むという謳い文句にも頷ける使用感といえます。
 冬の保湿ケアにもってこいの高いうるおいキープ力と、爽やかな香りが魅力の美容オイルのため、乾燥肌の人だけでなく混合肌の部分使いにもおすすめです。

まとめ

 通常の美容液よりもオイル成分の配合量が多いオイル美容液。肌の水分を密閉して蒸発を防ぐ効果が高く、肌を柔らかくするのが特徴で、肌が乾燥してごわつきやすい冬の時期の保湿ケアにはぴったりのアイテムといえます。
 脂性肌の人はあまり向きませんが、乾燥肌の人はもちろん混合肌の部分使いにも非常におすすめです。 

 オイル美容液を選ぶ際はオイル成分の種類や配合量について注目しましょう。乾燥肌の人や冬の保湿ケアの場合は、オイルメインの成分構成の商品を選ぶとよいです。
 乳液やクリームを使用しても肌が乾燥してしまうような人は、ぜひ一度美容オイルをスキンケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。