ニキビ肌の鎮静に効果的な成分とは?2023年最新版のおすすめ鎮静化粧水5選

ニキビができているときは、肌に炎症が起きている場合が多いため、炎症をおさえるためには鎮静させる必要があります。
この記事では、鎮静に効果的な成分をはじめ、どんなニキビに効果が期待できるかを解説し、2023年最新版の「鎮静におすすめな化粧水」もあわせて紹介します。
ニキビや肌荒れに悩む人に役立つ記事となっているので、ぜひ最後までご覧ください。
鎮静といえばグリチルリチン酸ジカリウム
グリチルリチン酸ジカリウムとは、甘草の根や茎から生成された植物由来の成分で、刺激性がほとんどない安全性の高い成分です。
肌荒れや炎症を鎮める働きが期待できる成分で、刺激性がほとんどないため、敏感肌の人にもおすすめの成分といえます。
医薬部外品では「グリチルリチン酸ジカリウム」で、化粧品では「グリチルリチン酸2K」と表記されています。
主な効果は抗炎症作用なので、ニキビの炎症を抑えたり、紫外線による炎症を抑えたりする成分です。
また、ターンオーバーを促し、肌のサイクルを整える効果も期待でき、肌のバリア機能も高めてくれます。
これらの効果から、ニキビ肌対策としてだけでなく、シミ対策としての使用も推奨されています。
グリチルリチン酸ジカリウムはどんなニキビに有効か
グリチルリチン酸ジカリウムには、炎症反応を引き起こす物質の生成を抑制する作用や、抗炎症作用があります。
そのため、炎症の起こった赤く目立つニキビに効果的な成分であり、赤みのあるニキビ跡にも効果があります。
よって、グリチルリチン酸ジカリウムは、今ある炎症の起きたニキビに対して有効な美容成分といえるでしょう。
反対に、炎症を伴わないニキビや、これからできるであろうニキビを予防する効果はありません。
アクネ菌の殺菌にはイソプロピルメチルフェノール、ニキビ跡にはビタミンC誘導体など、ニキビの状態によって適した成分を選ぶことが、美肌に繋がります。
2023年最新版のおすすめ鎮静アイテム5選
【HADALABO(肌ラボ)】白潤プレミアム薬用浸透美白化粧水(医薬部外品)
容量:170ml
価格:1,100円(税込)
有効成分としてグリチルリチン酸2Kと、ホワイトトラネキサム酸TMを含み、ニキビケアと美白ケアが同時にできてしまう美白化粧水です。
紫外線を受けたあとに発生する炎症物質を、初期段階でストップさせ、美容液級のシミ対策とニキビケアができます。
【IPSA(イプサ)】ザ・タイムRアクア(医薬部外品)
容量:200ml
価格:4,400円(税込)
有効成分としてトラネキサム酸と、グリチルリチン酸ジカリウムを含み、肌荒れや大人ニキビをケアします。
ぷるぷると水をまとったようなみずみずしい感触を持続させ、うるおいバランスの整ったテカリにくい肌に整える、薬用化粧水です。
【FANCL(ファンケル)】アクネケア化粧液(医薬部外品)
容量:30ml
価格:1,650円(税込)
有効成分としてグリチルリチン酸ジカリウムを含むだけでなく「甘草成分誘導体」を配合し、繰り返す大人ニキビを防ぎます。
肌荒れでゴワついた肌にもスッとなじみ、ゆらぎにくい、なめらかでツルツルの肌へと整えます。
【IHADA(イハダ)】薬用ローション(しっとり)(医薬部外品)
容量:180ml
価格:1,650円(税込)
抗肌荒れ有効成分として、アラントインとグリチルリチン酸塩を含み、肌荒れやニキビなどの肌トラブルを予防します。
また、高精製ワセリンを配合し、うるおいバリアを作り、乾燥などの外部刺激から肌を保護します。
【HADALABO(肌ラボ)】薬用極潤スキンコンディショナー(医薬部外品)
容量:170ml
価格:836円(税込)Amazon価格
グリチルリチン酸ジカリウムと、イプシロン-アミノカプロン酸を含み、2つの抗炎症有効成分で多角的にアプローチします。
また、ハトムギエキスを含む3つの和漢エキスや、ヒアルロン酸により、肌にうるおいを与えます。
グリチルリチン酸ジカリウムで肌を鎮静してニキビケアしよう
ニキビで肌に炎症が起きている場合は、グリチルリチン酸ジカリウムの力を借りて、鎮静させることをおすすめします。
一般的には、赤ニキビは炎症している状態と言われているので、赤ニキビには効果が期待できるでしょう。
化粧品はあくまでサポートとして使うものなので、ニキビが悪化する場合や長期間存在する場合は、皮膚科を受診しましょう。