【シワ改善】気になる目元・口元・おでこに!シワに有効な3つの成分について解説

年齢とともに気になってくる目元や口元、おでこのシワ。シワのケアをしようと思っても、エイジングケアを謳うスキンケア用品は数多くあり、どれを選べば良い迷われますよね。
そこで、本記事ではシワ改善効果が認められている成分とシワ改善美容液・クリームを選ぶときのポイントについて解説します。 目元や口元、おでこのシワが気になっている人やエイジングケアをしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
シワ改善効果が認められている成分は3つ!
現在、日本でシワ改善効果が認められている成分は「ニールワン」「レチノール」「ナイアシンアミド」のみです。言い換えるとこれらの成分を有効成分として配合している医薬部外品の商品以外は、シワ改善を標榜してはいけないのです。
この3つの成分について、それぞれどのような違いがあるか解説します。
ニールワン
ポーラ独自の成分である「ニールワン」は日本で初めて、シワ改善効果が認められた医薬部外品の有効成分として承認されました。
ニールワンは好中球エラスターゼの働きをブロックすることで、シワ発生の要因であるコラーゲンなどの真皮成分の分解を抑えてシワを改善します。
また、ニールワンは紫外線ダメージによるシワに効果的な成分で、シワ予防効果も期待できるのが特徴です。
レチノール
レチノールはビタミンAの一種で、表皮にあるヒアルロン酸の生成を促進することで、肌の水分量増加及び肌のターンオーバーを整えます。
それに加えて、真皮のコラーゲンやエラスチンの密度を高めることによって肌にハリを与えてシワを改善します。
ただし、敏感肌には刺激になりやすく肌荒れの原因になるため、肌がデリケートなときは慎重に使用するようにしましょう。
ナイアシンアミド
ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)は、ビタミンB3のことであり、セラミドの合成促進及び真皮のコラーゲン生成を促進することでシワを改善します。
さらに、ナイアシンアミドはシワ改善効果に加えて、メラニン生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ効果もあります。
ナイアシンアミドを配合していても商品によって認められている効果が異なるため、注意が必要です。また、ナイアシンアミドは比較的肌に刺激が少ないため、敏感肌の人でも使いやすいのも特徴です。
シワ改善美容液・クリームを選ぶときのポイント
シワ改善有効成分を配合した医薬部外品を選ぶ
まず1つ目としては、シワ改善効果が認められている「ニールワン」「レチノール」「ナイアシンアミド」が配合されている医薬部外品のものを選びましょう。
紫外線によるシワ予防をしたい場合はニールワン、やや深めのシワをケアする場合はレチノール配合しているものがおすすめ。また、敏感肌の人や肌がデリケートな時に使用する場合は、ナイアシンアミドを選ぶとよいでしょう。
保湿効果の高い成分に注目
シワをケアには乾燥を防ぐことが大切なため、保湿成分が豊富に含まれているか注目してみてください。
保湿効果の高い水溶性保湿成分のグリセリンやBG、加水分解コラーゲンや、水分蒸発を防いで肌を柔らかくする効果のあるオイル成分が含まれているものがおすすめです。
肌へのやさしさ
継続して使用するうえでは肌へのやさしさも重要です。敏感肌の人は特に、アレルギーテストやパッチテストなどが行われているかに注目をしてみてください。
これらのテストを実施してるからといって、すべての人にアレルギーや皮膚刺激が起こらないというわけではありませんが選ぶ際のポイントになる
また、香料や着色料、防腐剤、精油や植物エキスが多数配合されているものについても、敏感肌には刺激になる場合があるため注意が必要です。
まとめ
現在、日本でシワ改善が認められている成分は「ニールワン」「レチノール」「ナイアシンアミド」3つのみ。そのため、目元や口元のシワを改善する美容液やクリームを選ぶ際はこの3成分が配合されている医薬部外品のものを選びましょう。
また、保湿効果の高いグリセリンやBGといった水溶性保湿成分、エモリエント効果の高いオイル成分を配合しているものがおすすめです。シワが気になっている方はぜひ、本記事を参考にシワ改善美容液・クリームを選んでみてください。