実年齢より老けて見られる原因は?エイジングサインをチェックしよう

写真を見ただけで年齢が推測できるのは、肌が印象を左右しているからです。初めて会った人に対し、なんとなく老けて見える印象を受けるときは、無意識のうちに老けて見えるポイントを認識し年齢を推測しているのです。
そこでこの記事では、実年齢よりもナチュラルに若く見られるために、まずは老けて見られるポイントを押さえていきましょう。
この記事の目次
実年齢より老けて見られるポイント
顔にシワが刻まれている
顔のシワは、加齢による弾力低下の他にも、空気の乾燥や紫外線によるダメージ、表情のクセによって刻まれてしまいます。顔の中でシワができやすいパーツは以下の通りです
・目の下
・目尻
・おでこ
・眉間
・首
特に目元や首元は皮膚が薄く乾燥しやすいパーツです。保湿を重点的におこない、プラスでエイジングケアに特化したスキンケアや表情筋のトレーニングを取り入れるのも有効な手段です。
ほうれい線ができている
生まれ持った骨格により、ほうれい線ができやすい人もいますが、ほうれい線が濃くなる原因は以下の6つの要因が関係しています。
・顔のたるみ
・肌の乾燥
・表情筋の衰え
・生活習慣の乱れ
・間違ったスキンケア
左右でほうれい線の濃さにバラつきがあるなら、姿勢の悪さや咀嚼時の偏りが考えられます。
シワと同様、ほうれい線をケアするには表情を鍛える方法が有効です。また、頬骨の下に並ぶ靭帯をほぐすようなマッサージもおすすめです。靭帯をゆるめてあげると、全体的に上向きの印象になります。
肌に色ムラがある
色ムラとは、肌の色調が均一ではない状態を指します。例えば、以下のような状態です。
- 肌がくすんで見える
- まぶたや目の下にくすみがある
- シミやそばかすがある
- 赤みがでている箇所がある
血行不良や色素沈着、肌のターンオーバーの乱れや角質肥厚、シミ・そばかす、肝斑など原因はさまざまです。肌は身体のバロメーターともいわれ、色ムラがあるときは生活習慣を見直すことも大切です。
食事の栄養バランスや運動、睡眠を見直し、まずは身体の中から整えて行きましょう。同時に、色ムラケアには美白ケアもかかせません。普段のスキンケアを美白ケアに切り替えたり、美容液やマスクで取り入れたり、継続的にアプローチをしていきましょう。
肌に赤みが出やすい方は、赤みを落ち着かせる成分が配合されているアイテムもチェックしてくださいね。
肌が乾燥している
肌が乾燥しみずみずしさを失った状態も老けた印象を与えます。乾燥が悪化すれば、肌の柔軟性が失われシワになったり、ターンオーバーが乱れシミになったりもします。
肌の乾燥は、血行不良や皮脂分泌の低下で引き起こされますが、日常生活において乾燥しやすい環境をつくっていることもあります。以下の項目をチェックしてみましょう。
・身体が水分不足の状態になっている
・熱いお湯で顔を洗っている
・洗浄力が強い洗顔料を使っている
・睡眠不足が続いている
・食生活が偏っている
日中のこまめな水分補給を忘れずに、食生活や睡眠も見直すことが大切です。特に食事では、ビタミンA・Cとタンパク質を意識して摂取しましょう。
目の下にクマがある
目の下のクマは。老けた印象や疲れた印象を与えます。クマの種類によって原因はさまざまです。
クマの種類 | 原因 |
青クマ | 目の周りの血行不良が原因。冷え・生活習慣の乱れ・ホルモンバランスの乱れ・睡眠不足・ストレスなど、血行不良を引き起こす原因はさまざまある。 |
茶クマ | メラニンの色素沈着が原因。目元を擦るクセがある人や、アイメイクをオフするときに強く擦りがちな方は要注意。 |
黒クマ(たるみ・影クマ) | 黒クマは、目の下の筋肉のゆるみが原因。骨格により、若くても黒クマができる人がいるので要チェック。 |
目周りは皮膚が薄く乾燥しやすいパーツです。保湿ケアを徹底し、茶クマであれば美白アイテムを取り入れるのも◎目の疲れを感じやすい方は、目周りを優しくマッサージし血行を促進しましょう。
髪にツヤがなくパサついている
年齢を重ねると髪のツヤがなくなります。また髪のボリュームがダウンし、分け目がパックリついていたり、髪にうねりがでたり、うまくまとまらずパサついた印象になります。
これは、今までの紫外線や食生活、カラーやパーマの積み重ねが原因です。若々しい印象に憧れカラーリングをくり返すと、よりダメージは悪化しパサついた髪に。まずは髪色を整えるよりも頭皮ケアや、髪のキューティクルケアを重視し、健康な髪を育てることから始めましょう。
まとめ
実年齢よりも老けて見られてしまうのは、年齢を判断させるサインが出ているからです。反対に、今回紹介したポイントを意識してケアすれば、実年齢よりも若く見せることもできます。なんとなく疲れて見られがち、老けて見られがちな方は本記事を参考に老け見えサインが出ていないかチェックしてみましょう。