レチノールのa反応とは?a反応を予防する方法やおすすめスキンケアもご紹介

レチノールを使うと、A反応が現れることがあります。A反応が現れることに不安があり、レチノールを使えないでいるという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、レチノールのA反応について解説していきます。レチノールのA反応を予防する方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
レチノールのA反応とは
A反応とは、そもそもどのようなものなのでしょうか。
まずはA反応について解説していきます。
A反応の症状
レチノールのA反応には、次のような症状があります。
・乾燥
・皮むけ
・赤み
・かゆみ
・ごわつき
レチノールを使い始めた途端にこのような症状が出た場合は、レチノールのA反応の可能性があります。
A反応が起きる原因
なぜ、レチノールを使うとA反応が起きることがあるのでしょうか。
レチノールを使うと、レチノイドが皮脂の産生を低下させます。結果として乾燥や肌荒れを招いてしまうのです。
また、レチノイドは表皮にある細胞である「ケラチノサイド」の分化と増殖を促進する効果も。細胞同士の繋がりがゆるくなり皮むけが起こってしまいます。
レチノールのA反応を予防するには
できればA反応は起こって欲しくないですよね。そこで、A反応を予防する方法をご紹介します。
レチノールを使うときには、以下のことを意識してみてください。
低濃度・低頻度からはじめる
A反応はレチノールの濃度が高ければ高いほど現れやすくなります。また、A反応はビタミンAが不足している肌に起きやすい傾向にあるため、今までレチノールを使ったことがない方がいきなり高濃度のレチノールを使うのはおすすめできません。
初めてレチノールを使う方は、低濃度のレチノールから始めましょう。0.05%程度のものや、濃度の表記がないほど低濃度のものから始めるのがおすすめです。
また、頻度も1週間に1~2回程度から、低頻度でスタートしてみてください。
保湿をしっかりとする
しっかりと保湿をしてからレチノールを使うことで、肌への刺激が和らぐことが期待できます。
そのため、保湿を丁寧に行いましょう。保湿成分の「セラミド」「ナイアシンアミド」「パンテノール」などが配合されているスキンケアをチェックしてみてください。
紫外線対策をする
レチノールによりA反応が起こると、皮膚の角質層が一時的に薄くなります。バリア機能が低下した状態になるため、紫外線の影響を受けやすくなってしまうのです。
そのため、レチノールを使用しているときには念入りに紫外線対策を行いましょう。日焼け止めを塗ったり、日傘や帽子を使ったりして、紫外線から肌を守るようにしてください。
レチノールはA反応が出ても使い続けて大丈夫?
レチノールは使い始めこそA反応が起きやすくなりますが、徐々に慣れていきます。A反応が起こるということはビタミンAが足りていないということなので、A反応が起こる肌にこそレチノールを使ってビタミンAを補いたいところです。
とはいえ、無理に使い続けて酷いA反応が起こってしまうのも推奨できません。
おすすめは、皮膚科や美容皮膚科などで専門家の指導を受けること。自己流で行うよりも、効果的にレチノールを使えるようになります。
レチノールのA反応が気になるときにおすすめのスキンケア
レチノールを使うときには、スキンケアでしっかりと保湿をすることが大切です。
そこで、保湿力の高いスキンケアアイテムをご紹介します。
celimax(セリマックス) デュアルバリアクリーミートナー
クリーミーで優しい使用感の化粧水。脂質成分を配合しており、次に重ねるスキンケアの肌なじみをサポートしてくれます。
ペプチド成分である「アクアタイド」やセラミドが配合されており、肌にしっとりとしたうるおいを与えてくれるのが魅力。敏感肌のことを考えて作られており、使いやすい化粧水です。
ベタつかない、無香料タイプの化粧水なので、使用時のストレスもありません。
CLINIQUE(クリニーク) モイスチャーサージハイドレーティングローション
とろっとした使用感の、高い保湿力のある化粧水。クリニーク独自の保湿成分「アロエ発酵コンプレックス」を配合しており、保水力と浸透力(※)を極限まで高めた化粧水です。
さらに整肌成分の乳酸菌を配合しており、肌のうるおいバランスを整えます。キメのひとつひとつまでうるおいで満ちるような、たっぷりの保湿力が感じられる化粧水です。
乾燥肌・混合肌・脂性肌のいずれの肌質でも使えます。
※浸透は角質層まで
Real Barrier(リアルバリア) エクストリームクリーム
肌バリアを研究するリアルバリアが開発したクリーム。独自開発の保湿成分「オメガセラミド」を配合しており、肌にしっかりと保湿します。
クリームチーズのようなもちっとしたテクスチャーながら、ベタ付きがないのが特徴。ノンコメドジェニックテストも完了しています(※)。
とにかく乾燥が気になる方、肌が敏感な方におすすめです。使いやすいチューブタイプもラインナップされています。
※全ての方にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。
まとめ
レチノールを使うと、皮むけや赤みなどの症状が出る「A反応」が現れることがあります。保湿ケアをしっかりと行うことで予防できるので、レチノールを使うときにはスキンケアを入念に行いましょう。
強いA反応があった場合や、A反応が起こることに不安がある方は、皮膚科や美容皮膚科に相談することをおすすめします。