日焼け後の肌はコレNG!!正しく素早いケアで美肌回復

肌を焼くつもりがなくても、うっかり日焼けして肌が赤くなることも。もちろんUVケアで日焼けしない対策も大切ですが、日焼け後の適切なケア方法を知っておくことも大切です。日焼けしたまま放置したり、間違ったお手入れをし続けたりすれば、時間が経ってシミやシワなどの肌悩みとして表面化したときに後悔します。
そこでこの記事では、日焼け後にやってはいけないNG行為と正しいケア方法をご紹介します。
これやらないで!日焼け後のNG行為
間違ったケア方法は、肌のダメージを悪化させる一方です。まずは、日焼け後にNGな行為を確認しましょう。
アクティブなスキンケアでお手入れする
日焼けしたら、「肌に高い効果のあるものを!」と思うかもしれませんが、そのお手入れはNGです。日焼け後の肌はダメージを受け、いつも以上に肌が敏感になっています。そのため、早く症状を回復したいがためにいつもと異なるスキンケアでお手入れすると、かえって肌に刺激となってしまうこともあるので避けましょう。
特に日焼け後すぐに美白アイテムを使用するのはNGです。肌が落ち着いてから使用しましょう。また、保湿を心がけシートマスクなどのパックを使用する方もいますが、日焼け後の肌には刺激となることもあるため避けてください。
熱めのお湯に入浴する
日焼け後の肌は熱をもった状態です。その上で、さらに熱めのお湯につかると、皮膚から水分や脂質が失われ、肌の乾燥が悪化します。
また、日焼け後の肌を熱めのお湯に浸からせると、炎症を悪化させダメージを大きくしてしまうかもしれません。焼けた当日は湯船での入浴は避け、ぬるめのシャワーで済ませましょう。
日焼け後の皮をむく
日焼けの症状が落ち着くと、徐々に肌は生まれ変わり皮がめくれてきます。めくれた皮は触れずに、保湿に専念しましょう。
はがれた皮を手でむいてしまうと、未熟な細胞が表面にさらされてしまいます。未熟な細胞は紫外線や摩擦などの外的刺激に弱いため、ダメージを受ければシミの原因となります。
日焼け後にとるべきアフターケア
①肌の熱をとにかく冷ます
日焼けは、肌トラブルではなく火傷です。肌の中が炎症しています。まずは、患部を冷やし熱をとることから始めましょう。
ただし、いきなり保冷剤や氷を顔に当てるのはNGです。日焼け後の肌はデリケートな状態のため、冷たすぎると刺激を与えることになります。以下の方法で、やさしく肌を冷やしましょう。
・シャワーで冷たい水をかける
・氷水で濡らしたタオルを肌に当てる
・保冷剤や氷枕をタオルでつつんで肌に当てる
日焼けした肌状態のまま保湿をしても、肌が炎症しかゆみを生じることもあります。まずは、とにかく熱をとることから始めてください。
②低刺激のアイテムで保湿をする
肌が落ち着いてから、スキンケアの出番です。日焼け後の肌は熱をおび乾燥しやすく、さらに紫外線によるダメージでバリア機能も弱まっています。なるべく、低刺激アイテムで、まずは肌を保湿することに重点をおきましょう。
日焼けしてしまったため、美白やエイジングケアアイテムを使いたくなるかもしれません。しかし、肌体力が弱まっているときに使用すると、肌に刺激となることもあります。できれば、「敏感肌用」「低刺激」などパッケージに記載されたスキンケアを選びましょう。
③水分とビタミンをしっかり補給する
紫外線を浴びた後は、肌だけでなく身体も水分不足の状態です。肌の機能を整えるためにも、水分補給を忘れないでください。水分を補うことで、肌の生まれ変わりが整い、早めにダメージを回復できます。
また、日焼け後は身体が傷を修復するために、エネルギーをたくさん使います。シミの原因となるメラニン色素を抑える効果のあるビタミンCや、肌のターンオーバーを整えるビタミンE、皮膚や粘膜の健康維持をサポートするビタミンAを積極的に摂取しましょう。
④睡眠を十分にとる
睡眠中は、肌のダメージを修復する成長ホルモンや、肌の老化を抑える抗酸化効果が高いメラトニンが分泌されます。さらに紫外線を大量に浴びると、身体が疲れやすくなるため、十分な睡眠をとることが大切です。
⑤肌が落ち着いたら美白アイテムを
赤みやほてり、かゆみなどが落ち着いたら、次はシミやたるみを予防するケアをしましょう。いつものスキンケアを美白効果のあるアイテムに切り替えたり、美白効果のあるマスクを取り入れたりするのも大切です。
ただし、日焼けの影響はすぐにわかるものと、時間が経ってシミやしわ、たるみとなって現れるものがあります。一度日焼けしたら、継続的なケアが必要です。
まとめ
うっかり日焼けしたときは、なるべく肌に刺激となることは避け、「冷やす」「保湿」の基本的なケアを行いましょう。素早く&適切なケアで、肌への影響を最小限に抑えられますよ。