美容効果抜群！適度な運動で健康と美しさを手に入れよう
美肌を目指すには、スキンケアに加えバランスのとれた食事や運動、良質な睡眠が欠かせません。中でも運動は、心身を健康な状態に導くとともに、肌のターンオーバーを促し、肌の健やかさをキープするのに役立ちます。
そこで今回は、運動がもたらす美肌効果やおすすめの運動方法をご紹介します。
この記事の目次
期待できる運動の効果
運動によって期待される効果をみてみましょう。
血流改善効果
血流が悪くなると、目の下のクマやくすみ、シミなどの肌悩みを感じやすくなります。血流が悪いと、細胞のすみずみまで酸素と栄養が行き届かず、機能の低下を引き起こすからです。
運動により血流が改善されれば、細胞全体に栄養が行き届くようになり、肌はイキイキします。さらに、肌のターンオーバーが整うことで、肌表面の古い角質が自然に剥がれ落ち、新しい肌が常につくられるようになるため、みずみずしい弾力のあるハリ肌も目指せます。
便秘解消効果
便秘は美肌にとって大敵です。ニキビや肌荒れなどのトラブルや、くすみの原因となります。便秘がちだと、自律神経の働きが悪くなり、血流も滞りがちです。また、お腹の中に老廃物が蓄積した状態では、悪玉菌が増え、これらが原因となり肌が荒れてしまうこともあります。
便秘解消には食事改善も大切ですが、運動も忘れてはいけません。運動して身体を動かすことで腸も動き、排便を促せます。特に、身体をねじったり、お腹をマッサージしたり、腸を刺激するような運動をしてみましょう。
デトックス効果
運動すると汗をかきます。この汗には、余分な水分や体内の老廃物が含まれているため、ニキビや顔のむくみなどを防いでくれます。
ただし、汗自体に含まれる老廃物はほとんどありません。デトックスとして、排便が約75％、尿が約20％、汗が約3％です。しかし、汗をかくことで毒素を排出する腎臓の血流が増え、肝臓の解毒力が高まります。
汗をかいたら、タオルでやさしく拭き取る、もしくはシャワーで流すなど、肌に残らないようにしましょう。汗は塩分やアンモニア等の成分が少量含まれているため、放置しておくと肌の刺激となります。
睡眠の質が高まる効果
睡眠中は美肌に欠かせないホルモンが分泌される時間です。そのため、質のよい睡眠なしでは、美肌は叶いません。
睡眠中に分泌されるホルモンは、成長ホルモンとメラトニンです。成長ホルモンは、肌の代謝を促進し、日中紫外線や外気などでダメージを受けた肌を修復します。一方メラトニンは、睡眠ホルモンとも呼ばれ身体の老化を遅らせる抗酸化力が高いホルモンです。さらには、成長ホルモンの分泌も促す作用もあります。
定期的な運動は、睡眠の質を高めることがわかっています。特に、有酸素運動を習慣化できるとよいでしょう。寝つきがよくなり、さらに深い睡眠に入るため、ホルモンを分泌しやすくなります。
心理的なリラックス効果
ストレスは肌トラブルのトリガーです。ストレスを感じたとき、最も症状が現れやすいのが肌といわれています
ストレスを感じると、皮膚の血管が収縮し男性ホルモンの増加や免疫機能の低下を引き起こします。その結果、ターンオーバーが乱れ、皮脂の過剰分泌や紫外線によるメラニンの増加を促進し、さまざまな肌トラブルを引き起こしてしまうのです。
日常的に運動を続けると、幸せを感じる「エンドルフィン」や精神を安定させる「セロトニン」が安定的に供給され、ストレスや疲労回復しやすくなります。さらには、身体が温まるため、交感神経が働きリラックス効果も得られるでしょう。
美肌に効果的な運動
ここでは、美肌に効果的な運動をご紹介します。
有酸素運動
美肌に効果的とされているのは、有酸素運動です。呼吸して酸素を取り込みながら行います。特におすすめの運動は以下の通りです。
- ウォーキング
- ジョギング
- 水泳
- サイクリング
- エアロビクス
有酸素運動は脂肪をエネルギーとして消費するため、20分以上続けるとダイエット効果も期待できます。
筋力トレーニング
筋肉が増加することで、基礎代謝が上がりむくみにくい肌になります。さらに、筋肉量が多い女性ほど、顔のシミの数が少ないことも研究で発表されています。
これから筋肉トレーニングを始めるなら、まずは下半身を鍛えるメニューがおすすめです。お尻や太ももには大きい筋肉が集中しており、効率よく鍛えられます。家で行うならスクワットやヒップリフトがおすすめです。
週2〜3回を目安に、無理のない範囲で行ってくださいね。
まとめ
定期的な運動は体型維持だけではなく、肌を若々しく保つためにも効果的な手段です。スキンケアも大切ですが、一緒に日頃の生活習慣を見直すことも美肌への第一歩です。本記事を参考に、キレイになるためのトレーニングを始めてくださいね。