有害な成分は入っていない?韓国コスメの安全度
「韓国コスメは気になるけど、危険ではないか気になる」「本当に有害な成分が入っていないか知りたい」そう考えている人もいるでしょう。
少し前までは韓国コスメは危ないから買ってはいけない、といわれたことがある人もいるのではないでしょうか。なぜ韓国コスメは危険といわれてしまうのか、本当に安全なのかを詳しく解説します。韓国コスメの安全性が気になって迷っている、という人はぜひ試してみてください。
韓国コスメの安全性
韓国コスメは本当に安全なのか、と心配している人も少なくありません。海外製品というのは、それだけで不安になる人も多いでしょう。韓国コスメブランドの中には怪しいモノもあり、危険な成分が入っているものもあるかもしれません。
しかし、それは日本でも同じで、どの国にもよくない業者がいるのは、仕方がないことといえるでしょう。だからといって、どのコスメブランドも同じように危険というわけではありません。ここでは、韓国コスメの安全性を見ていきましょう。
クリーンビューティー
韓国ブランドの中には、クリーンビューティーを掲げているブランドがあります。クリーンビューティーは、人にやさしく環境に配慮し、動物にやさしいということをコンセプトに掲げているということです。具体的に何かが決まっているわけでも、資格があるというわけでもありませんが、少なくともクリーンビューティーを掲げているということは、安全な製品を作るための努力をしているとみて問題ありません。
人にやさしい
クリーンビューティーは、人にやさしいというのをコンセプトに掲げています。原材料にどういったものを使わないといけないとか、どう至ったものを使ったらいけないということは具体的に決まってはいません。ただし、人体に悪影響のある原料は使ってはいけない、となっています。
しかし、クリーンビューティーを掲げている企業は、基本的にはブランドごとに基準を設けていて、独自に厳選した素材を使用しています。もし消費者が不安を覚えたとしても、使用している成分や製造工程などの情報を開示するなど、透明性が高いのが特徴です。
環境に配慮している
地球環境に配慮した製品を製造しているのも、クリーンビューティーの特徴です。たとえば、製造工程で二酸化炭素排出量を減らすように企業努力をしている、パッケージの素材はリサイクル可能な素材を使っている、パッケージの表示を直接書くなどしてラベルに紙を使用しないなど、その取り組み方は企業によってさまざまです。しかし、地球環境を考えたコスメを製造・販売しているのがポイントです。
動物にやさしい
クリーンビューティーは、動物にやさしいことが特徴です。動物実験なども行いません。そのほか、動物に配慮した製品づくりが行われているので、安心して利用できます。
ヴィーガン認定を受けているブランドも多い
韓国のコスメブランドには、ヴィーガン認定を受けて居るところも多くあります。ヴィーガンは、クリーンビューティーと被る部分もありますが、基本的には地球環境に配慮し、植物由来の製品だけを使用するものです。
動物実験を行うことはなく、製造工程においても、動物由来の製品を製造したラインを、そのままヴィーガンコスメに使うことはありません。また、動物由来の製品は一切使うことなく、牛乳やはちみつ、プロポリスなども使用しないのが特徴です。当然人体に有害な成分など一切使うことがないため、安心して使用することができます。
韓国コスメが疑われる理由
韓国コスメは、安全に配慮した製品が多くあります。それなのになぜ、韓国コスメが疑われるのか、その理由は実はそこまで根拠のあるものではないことが多いです。たとえば、価格が安すぎることが不安であったり、何となく不安であったりというもので、安心できる材料があれば、とくに気にすることなく韓国コスメを使えるのではないでしょうか。
価格が安い
韓国コスメは、ナチュラルな素材を使用しているのに価格が安い製品が多くあります。価格が安いのは悪いことではありませんが、やはり日本製品と比べて性能がいまいちなのではないか、と感じてしまう人もいます。
しかし、韓国コスメの価格が安いのは、宣伝広告費を削って口コミで広げている、パッケージを極力シンプルにしてその分費用を押さえているなどの理由があります。安いからといって、必ずしも品質が悪いわけではありません。
正規品を購入しよう
韓国コスメは安全性が高い製品も多くありますが、どのブランドを購入するとしても正規品を購入するようにしましょう。中には粗悪な偽物を販売していることもあり、そういった製品は有害な成分が入っている場合も考えられます。そのため、トラブルに巻き込まれないためにも、必ず公式ショップで正規品を購入するようにしてください。
韓国コスメは薬事法にのっとっている
韓国コスメは、きちんと薬事法にのっとって作られていて、厳しい審査をクリアしているものが多くあります。とくに有名ブランドであれば、安全性に問題はありません。
とはいえ、日本と韓国では使用が問題ないとされている素材や成分などに違いがあるため、「日本では使ってはダメなのに」という成分が入っていることがあるかもしれません。気になる成分は、自分できちんと調べることで、安心できるでしょう。
おすすめブランド5選
haruharu wonder
haruharu wonder(ハルハルワンダー)は、肌と自然の両方を考える健康的な肌を目指すヴィーガンスキンケアブランドです。人気なのは、黒米の力に着想を得たブラックライスライン。韓国産の黒米エキスを独自の技術でリポソーム化し、角層までうるおいを届けバリア機能をサポートします。思わず手に取りたくなるオシャレなパッケージデザインも魅力的です。
BEGIC
BEGIC(ベージック)は、プレミアムヴィーガンスキンケアブランドです。自然植物由来の原料を使用しているのが特徴。合成香料、合成着色料、鉱物油、サルフェート(SLS)、パラベンなど5つの成分は使用していません。可能な限りリサイクルしやすい容器や紙パッケージを採用するなど、サステナビリティにも配慮されているブランドです。
Kuoca
Kuoca(クオカ)は、ソウル・聖水洞(ソンスドン)の小さな工房からスタートした、スキンケアブランドです。Kuokaとは、イタリア語でシェフの意味。ファインダイニングのように、繊細で五感を満足させるスキンケアを届けたいという想いが込められています。スキンケア製品は、製造後30日以内のものだけが届けられるのが最大の特徴。大量生産ではなく、品質鮮度にこだわった製品づくりをしています。
Anua
Anua(アヌア)は、シンプルなレシピにこだわり余計なものは入れず、厳選した自然由来成分で構成されたアイテムを展開するスキンケアブランドです。ブランドでもとくに人気なのが「ドクダミ77%スージングトナー」。天然由来のドクダミ配合で、肌のキメを整えすこやかな肌をサポートします。リサイクルしやすい容器を採用するなど、環境に配慮した製品づくりも特長です。
FEMMUE
FEMMUE(ファミュ)は、花たちが持つ美しさのエッセンスに着目しナチュラルな植物性原料を使用したスキンケアブランドです。繊細にブレンドされた美しい天然の香りは、リラックスタイムにもぴったり。動物実験は行わず、パッケージを最小化するなど動物や環境に配慮した製品づくりを行っています。合成香料・合成着色料などは使用していないため、敏感肌の方でも手に取りやすいのが魅力です。