肌に必要な「インナーケア」とは
女性にとって肌が綺麗ということは、それだけで今日一日の気分が上がるものですよね。
肌が女性に与えるパワーは非常に絶大だからこそ、多くの女性が日々どうすれば自分の肌を綺麗に保つことができるのか、もっと美肌にするためにはどうすれば良いのか、ということを試行錯誤しているのです。
美肌を目指している女性のみなさま、美肌のためには徹底したスキンケアはもちろんですが、スキンケアと同じくらい大切なことがあることをご存知でしょうか。
そこで今回は、肌に必要な「インナーケア」について、詳しくお話させていただきたいと思います。
今まさに美肌を作り上げている最中の方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
〇スキンケアの前に重要な「インナーケア」
美肌のためには、スキンケアが必要なことは当然なのですが、それ以上にインナーケアが非常に重要です。
肌は、体の細胞の一部であるからこそ、「食べたもので作られる」のです。
美肌を構成するための表皮はスキンケアで整えることができるものの、季節や環境などの外的要因で崩れてしまうこともあります。
外的要因では揺らぎにくい、健康な表皮を育てる角質細胞を作らなければなりません。
健康な角質細胞は、血液によって運ばれる栄養や酸素が材料となり、ターンオーバーで作られるのですが、ここに働きかけるものこそインナーケアなのです。
〇スキンケアとインナーケアの違い
スキンケアとインナーケアの違いは、外部からアプローチをするか、内部からアプローチするか、ということです。
肌は表皮と真皮で構成されているため、一般的なスキンケアアイテムは、表皮の角質層を潤わせ、乾燥による小じわを和らげるなど、見た目の美肌作りが得意です。
それに対しインナーケアは、肌の弾力やハリを整える真皮層にアプローチをします。
真皮は、コラーゲンの繊維やエラスチンの繊維などの弾力繊維で構成されていますので、口から直接美容成分を取り入れることで、毛細血管に美容成分が運ばれ、弾力繊維を育むことができるのです。
インナーケアの働きは、スキンケアでは非常に難しいことですので、長期的に揺らがない美肌ケアになっていくのです。
最近は、女性の社会進出やパソコンやスマートフォンの普及、食生活の多様化により体への負担が増え、美容面でも肌トラブルを引き起こしやすい環境です。
時代の変化に合わせたインナーケアが求められているのです。
〇目的別インナーケアサプリメント
・美肌
潤いのある美肌を手に入れたいのであれば、コラーゲンとヒアルロン酸、エラスチンを含んでいるサプリメントを選びましょう。
これらは肌の3大要素とも言われており、どれも保水力が非常に高いので、肌に潤いとハリを与えます。
また、肌の代謝を活発化させる、ビタミンB2やビタミンB6、イソフラボンなどが配合されているものもおすすめです。
・しわ、たるみ
しわやたるみを改善したい場合は、抗糖化サプリを選びましょう。
糖化は、体内の余分な当分がタンパク質とくっつき、細胞を劣化される現象のことを言い、糖化によりコラーゲンが変形するとしわやたるみなどのトラブルを引き起こしやすくなります。
ですので糖化に効果的な成分として「抗糖化」「糖化ケア」などと表記されているものがおすすめです。
・美白
美肌を目指している方は、メラニンの生成を抑える有効成分が配合された、第3類医薬品やサプリメントを選びましょう。
特にL-システィンやビタミンCが配合されているものは、シミやそばかすを防ぐ効果も期待できます。
肌のターンオーバーを促すビタミンB2、B6やプラセンタ、UVケア成分が配合されているものもおすすめです。
・肌荒れ
肌荒れを起こしやすい方は、肌の代謝を促すビタミンA、ビタミンB、ビタミンB2、B6が配合されているサプリメントを選びましょう。
ホルモンバランスが乱れることによる肌荒れには、大豆イソフラボンが効果的です。
生理前は肌が荒れやすいという方は、ビタミンB6が配合されているものを選びましょう。
・毛穴の黒ずみ
毛穴の黒ずみ対策としては、自分の毛穴の症状に合うものを選びましょう。
乾燥による毛穴の開きは、保湿成分が配合されているものがおすすめです。
肌の代謝を活発化させるビタミンA、ビタミンC、ビタミンB2、B5が配合されているものを選びましょう。
まとめ
以上、肌に必要な「インナーケア」とは何か、詳しくご説明させていただきました。
インナーケアを行おうと思っても、毎日の食事だけではどうしても補えない栄養素もありますので、サプリメントを活用し、効率よく摂取することがおすすめです。
スキンケアを重視することもとても大切ですが、まずは健康的な肌の土台を作るため、インナーケアを重視してみましょう。
インナーケアで健康的な肌の状態を作り、肌の変化に応じて必要なスキンケアを取り入れていくと、より確実に美肌へと近づくことができますよ。