[2023年最新版]【韓国コスメVS日本コスメ!特徴の違いや価格帯など徹底解説】
Instagramなどを中心に、日々新しいアイテムが登場する韓国コスメ。2017年には韓国プチプラコスメブランドのエチュードハウスが日本でも展開されるようになると、パッケージの可愛さや高い発色力から韓国コスメが人気となりました。その後CICA成分入りのスキンケアが流行るなど、今では日本のドラッグストアでも韓国コスメが手軽に購入できるようになりました。今回は「韓国コスメがなぜ人気なのか」「日本のコスメとは何が違うのか」という点に注目し、韓国コスメの特徴と日本コスメとの違いについて、口コミを交えながら紹介します。
この記事の目次
韓国コスメの特徴
▶︎成分にこだわったスキンケアアイテム
出典:AMAZON
韓国のスキンケアブランドでよく見かけるCICA成分。実は、各社こだわりぬいた独自の美肌成分を自社ブランドのコスメに配合しています。
特に多いのは植物由来や果物由来、漢方を配合したコスメ。時にはカタツムリエキスのように、日本ではなじみがない成分を配合したコスメなども登場します。
また、人気のシカペアクリームでおなじみの『Dr.Jart+(ドクタージャルト)』や、美容液が人気の『CNP Laboratory(シーエヌピーラボラトリー)』など、 皮膚科医が監修したり商品の開発に携わっているブランドも多く、いわゆるドクターズコスメが多いのも特徴と言えます。
【Dr.Jart+(ドクタージャルト)/シカペアクリームの良い口コミ】公式HPより一部引用
*超敏感乾燥肌です。マスク生活になり常にどこかしら肌が荒れていて、いろんなものを試したところこちらのシカクリームが一番炎症を抑えてくれたのでリピートしています!炎症を抑えてくれるだけでなく肌の調子が良い時は艶肌になり気に入っています。敏感肌で肌が荒れて悩んでいる方、ゆらぎ肌で困っている方がいらっしゃったらこちらを一度試してみてはいかがでしょうか?
出典:Qoo10
韓国のスキンケアアイテムは、各メーカーこだわりの美容成分を配合していることが特徴。特に、ツボクサエキスなどのCICA(シカ)やレチノール、ナイアシンアミド、ドクダミといった成分が有名です。 日本でもおなじみの「innisfree」や「VT COSMETICS」などは、CICAやレチノールを配合した製品を多く取り扱っています。
また、皮膚科医が商品の開発・監修に携わっているドクターズコスメが多いのも、韓国コスメの特徴と言えます。シカペアクリームでおなじみの「Dr.Jart+(ドクタージャルト)」や、美容液が人気の「CNP Laboratory(シーエヌピーラボラトリー)」などがあります。
サーモン注射で有名なリジュラン社が手掛ける「REJURAN(リジュラン)」もそのひとつ。REJURANの定番商品ターンオーバーアンプルは、サーモンのDNAから抽出した独自成分のc−PDRN®がターンオーバーをサポートすることで、健やかな肌へと導きます。 さらに、エイジングケア成分のナイアシンアミドも配合。肌にハリを与えたり、明るい印象の肌に導く効果が期待できます。
▶︎おしゃれなパッケージと高発色のコスメ
出典:ETUDE公式HP
韓国コスメのもう一つの特徴は、一度見たら忘れられないくらい「可愛い」パッケージ。とにかく乙女心をくすぐるような、インテリアとして部屋に飾っておくだけでも気分があがるようなパッケージのアイテムが多くあります。
例えば韓国コスメの火付け役とも言えるエチュードハウスはまさにその代表。お菓子やデザートをモチーフにしたコスメは、インスタ映えするコスメとして日本でも大人気です。
さらにプチプラですが高発色で使用していて楽しくなるアイテムが多いのも韓国コスメに見られる特徴です。
【エチュードハウス/プレイカラー アイシャドウ ラベンダーランドの良い口コミ】公式HPより引用
*一番左にあるラメがとにかくかわいいです。これだけでアイメイクの完成度がぐんと上がります。
全色使いやすく、ラメと混ぜて使ったり、色々と色味も組み合わせられて毎日たのしいです。
アイメイクでかぶれやすいのですが、特に皮膚炎になったりということはなく安心して使っています。
▶︎おしゃれなパッケージと手軽さが魅力
韓国コスメはおしゃれなパッケージの商品が多いです。持っているだけで気分が上がるような可愛いものや、インテリアとして部屋に飾っていても映えるようなおしゃれなものもあります。
また、比較的手に取りやすい価格帯の商品が多いのも特徴。低価格にも関わらず品質が非常に高いことが、日本でも韓国コスメが人気の要因といえます。
そんな韓国コスメの中でも最近話題となっているのが「Wonjungyo(ウォンジョンヨ)」。TWICEのメイクを担当されている、メイクアップアーティストのウォン・ジョンヨさんがプロデュースした韓国のコスメブランドです。
プロのメイクノウハウを簡単に再現できるようなアイシャドウやマスカラ、クッションファンデーションなどを提案しています。
フィッティングクッション グロウ(ツヤタイプ)は、「Wonjungyo」の人気クッションファンデーション。ひと塗りで透明感のあるツヤ肌に仕上げることができます。
また、ピタッと密着感がありつつ軽いつけ心地も魅力。UVカット機能はSPF50+/PA+++と非常に高いので、夏場の紫外線対策としても十分効果が期待できます。
▶︎新作コスメが次々に誕生
出典:MISSHA公式HP
韓国には、化粧品のOEMメーカーが多く、少しの資金で誰でも自分のコスメブランドを立ち上げられる環境が整っています。一方で日本の化粧品メーカーは大手の老舗ブランドがあり、定番アイテムも多いという環境があります。
従って、韓国のコスメ市場は競争率も高く、自社ブランドが生き残るために日々新しいコスメアイテムが生み出されているのです。
その結果、新しいタイプのコスメが生まれることも多く、例えばBBクリームやクッションファンデーション、リップティントなど、今までになかった質感や形状のアイテムが数多く生み出されるのも特徴です。
【MISSHA(ミシャ)/M クッション ファンデーション(モイスチャー)良い口コミ】公式HPより引用
*韓国コスメのクッションファンデ試してみたいなあと思っていて、口コミの良かったこの商品にしました!
下地がいらないほどカバー力があって、乾燥もしないのでほぼ毎日使用しています!
日焼け止め効果も十分あるのでこれだけで十分!
出典:Amazon
韓国のコスメ市場は競争率が高く、自社ブランドの生存を確保するために新しいコスメアイテムが日々生まれています。BBクリームやクッションファンデーション、リップティントなど、従来なかった質感や形状のアイテムが多く存在します。
最近では男性の美容意識が高まっており、メンズメイクを行う人も増えてきました。それに伴い、様々なメーカーからメンズコスメの商品が発売されています。
「OBgE」は韓国のメンズコスメブランドのひとつ。スキンケアやヘアケアだけでなく、メイク、ヘアスタイリングなど幅広い商品ラインナップで、メンズの美容全体を底上げしてくれるコスメブランドです。
定番商品のナチュラルカバーファンデーションは、保湿・BBクリーム・日焼け止めの3つの機能が1つになったオールインワンファンデーションスティックです。 保湿をしながら毛穴やニキビ、青ひげといった男性の肌悩みをしっかりとカバーしてくれます。
韓国コスメと日本コスメの違い
▶︎価格
韓国コスメと日本のコスメの共通点として、プチプラからデパコス(高級コスメ)まで幅の広い価格帯でコスメブランドがあることです。
日本のデパコスは希少な成分を配合することで原価があがったり、広告や研究開発費でコストがかかるため高くなっていく商品が多数あります。それでも老舗コスメブランドに対する安心感から、多少高くても人気のあるアイテムが目立ちます。
一方で韓国コスメは競争が激しいため、高品質低価格のコスメが生まれやすい環境となっています。スキンケアアイテムならば効果はもちろん、コスメブランドなら「手に取ってみたい」と思えるようなパッケージデザインや発色の高さなどを兼ね備え、かつ値段もお手頃なプチプラコスメが目立っています。
▶︎好奇心旺盛な韓国と安心感を求める日本
日本のコスメ市場では、大手化粧品会社がいくつものブランドを展開していることがほとんどです。異なるブランドを使っているつもりでも、よくよく調べると展開している化粧品会社は同じだった、ということが多くあります。一方で韓国コスメ市場は新しいブランドが次々に生まれます。
新作アイテムやブランドが登場しやすい韓国では、買い手側も「気になるアイテムを購入してみる」という人が多いです。そのためリップティントのように今までにないテクスチャーのコスメや、パッケージが目立つデザインのアイテムが人気となります。
日本では、誰もが知っている「定番アイテム」を何度もリピート購入する人が多く、新作コスメも老舗ブランドからのものの方が注目を集めやすい傾向にあります。
▶︎人気のアイテムの違い
当たり前かもしれませんが、韓国と日本の「美人(可愛い)」の定義は異なります。つまり人気の「顔」が違うため、人気のあるアイテムやメイク方法も大きく違ってきます。
例えばベースメイクでは、日本はナチュラル重視で軽い仕上がりの「素肌感」が人気となっているのに対し、韓国ではしっかり作りこめるカバー力の高いタイプのアイテムが人気です。
【まとめ】
韓国コスメと日本のコスメでそれぞれの特徴を比較してみました。挑戦的な韓国のコスメと安心感のある日本のコスメ、それぞれの良さがあります。コスメの基本は自分の肌質にあったものを使うことが大前提ですが、気になる人気のアイテムは、韓国/日本と気にすることなくぜひ試してみることをおすすめします。